鳴木「君がいたおかげでここまで来られた。だからもういい、君はクビだ」
鳴木は依岡と会い、依岡は息子のことで網野から脅されたため鳴木を裏切ったことを謝る。網野と離れて極東大学病院も辞めるという依岡に、このまま息子のためにも極東に居るように鳴木は言う。俺は大丈夫だ、網野と決別する必要もないと鳴木は言って、ただし、口利きがなくても息子は極東に合格できると伝えるように告げ、息子を信頼するように助言する。
その後、鳴木は「あの記事のせいで大打撃ですよ。新規案件も入ってこないし、キャンセルも相次いでます。頑張らないと」と言う夜長に「ありがとう」と鳴木。夜長が驚いて聞き返すと「君をスカウトした私の目に狂いはなかった。君がいたおかげでここまで来られた。だからもういい、君はクビだ」と鳴木は告げる。さらに驚いて、その冗談笑えないという夜長に「冗談ではない、ここから先は君の力は必要ない。今まで世話になった」と鳴木は言うのだった。
鳴木が柄になく感謝の言葉を述べた後、夜長をクビにしたのは、彼女のことを思っての行動ではないかと推測され、胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも、「夜長ちゃんを思っての優しさの裏返しなんですよね?きっと」「夜長ちゃんを巻き込まないようわざと遠ざけてますよね」「夜長ちゃんを辞めさせたのもこれから危険な橋を渡ろうとしてるからよね」「夜長ちゃんをクビにしたのも 何か考えがあるんだろうね」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。
◆構成・文=入江奈々
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