
大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がトリプル主演を務めるドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)の最終回が9月3日に放送。番組ラストで名波(相葉)が伯父・久世(佐藤浩市)の言葉に複雑な表情を浮かべたシーンに、多くの声が上がりSNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
同ドラマは、2015年に放送開始された「刑事7人」以来、テレビ朝日×東映による伝統的な枠の10年ぶりの新シリーズ。舞台は2009年に警視庁に新設されたSSBC=捜査支援分析センター。SSBCは、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォンやパソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う、“現代捜査のキーマン”ともいうべきプロフェッショナル集団だ。
そんな最先端の部署に初めてスポットライトを当て、SSBCの中に新設された、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する“捜査一課を専門に支援する別班”、SSBC強行犯係とそこを取り巻く人々の活躍、そして人間模様が描かれる。
SSBC強行犯係で機動分析を担当するベテラン捜査官・伊垣修二を大森が、SSBC強行犯係に出向してくる“キャリア組”で、内閣官房長官を伯父に持つ名波凛太郎を相葉が、警視庁捜査一課・主任で伊垣とは元夫婦でもある青柳遥を松下が演じる。
SSBC強行犯係のメンバーには、情報分析担当の木沢理を伊藤淳史、機動分析担当の小山田勝也を高木雄也(Hey! Say! JUMP)、技術支援担当の光本さやかを足立梨花、情報支援担当の仁科瑠美を丸山礼、小山田とバディを組む機動分析担当の城慎之介を野村康太が演じる。
また、現内閣官房長官で名波の伯父・久世俊介に佐藤、警視庁捜査一課長の八重樫雅夫に遠藤憲一、SSBC強行犯係の係長・葛原茂に光石研が扮(ふん)する。
行方不明になった遥、伊垣と名波は遥捜しに奔走する…
テレビの街頭インタビューに映り込んだ“アロハシャツの男”が元警察官の加茂雄作(螢雪次朗)銃撃事件に関係しているとにらみ、捜査一課とは別行動をとった遥。五反田で見つけたその男を追った遥は、その途中で襲われ、行方をくらましてしまう。
娘の美里から「遥と連絡がとれない」と聞いた伊垣は、SSBCで防犯カメラ映像を確認し、名波と共に遥が姿を消した地点へ急行。防犯カメラが途切れた付近の雑居ビルに入った2人は、もぬけの殻になっている特殊詐欺グループのアジトらしき部屋を発見。そして伊垣は、部屋に落ちていた遥の持ち物を見つける。
その頃、“赤いシャツの男”兵藤剛士(七瀬公)を連行し、取り調べを続けていた捜査一課は、事件当夜の兵藤にはアリバイがあったこと、そして遥が「拉致されたかもしれない」という情報を得る。SSBCが見つけた映像には、ビルから木箱のようなものを運び出す男たちの姿が映っており、その木箱の中に遥が入れられているのではないかと推測。伊垣と名波は木箱を乗せたトラックの行方を追い、奔走した結果、無事に遥を救出。
そのあと名波は、伯父・久世内閣官房長官から聞いた「SSBCを創設した理由」「22年前に起きたホームレス射殺事件の真相」を伊垣と遥、そしてSSBCメンバーに共有する。捜査を進めていく中で、特殊詐欺グループのリーダー格である坂崎龍(板橋駿谷)とその弟の坂崎蘭(渡邊圭祐)が22年前の事件に関わっていると確信した遥は、SSBCの協力を得て、彼らの行方を追うのだった。










































