夜長はしばらく石上のもとで働くことに
「ここから先は君の力は必要ない」と鳴木から突然、クビを宣告された夜長。石上から「前に進むべき」と背中を押され、夜長はしばらくは試用期間として「メディエイト・マネジメント」で働くことにする。
そんな中、石上と夜長の元に、腫瘍内科医・川辺千鶴(雛形あきこ)が求職者として訪れる。川辺は、夜長の亡き母・梨沙が3年前、極東大学病院に入院していた頃の主治医だった。腫瘍内科医の道を捨ててでも、希望額の年収2,000万円を優先したいと語る川辺を見て、夜長は違和感を覚える。
川辺は母が極東大学病院系列の療養型病院に入院することになったが、病床数を削減する都合で特別室を利用することになり、費用がかかるため給料を優先したいと話す。夜長は鳴木さながら、療養型病院の不正を暴いて病床数削減を阻止し、川辺の母が一般病室に入院できるようにする。夜長の手腕のおかげで川辺は転職せずに今の仕事を続けられることとなる。
一方、求職依頼のなくなった「Dr.コネクション」では、依岡(北山宏光)が鳴木の元を訪れる。早く網野(ユースケ・サンタマリア)の本性を暴かないと本当に潰されてしまう、と依岡は心配する。
鳴木は記者を集めて会見を開き、3年前の医療過誤の事件には裏があり、父・将成は言わば被害者であり、実際に執刀したのは倉持で、将成に責任をなすりつけトパール術の失敗を隠蔽したのは網野だと告発。記者がざわつくなか、天堂が現れ、鳴木の言うことはでたらめではなく調査中だと告げる。
鳴木はスティファ―社を買収しようとするが…
夜長は鳴木のもとに戻り、鳴木はスティファ―社を買収する計画を告げる。鳴木は会社ごと乗っ取れば、3年前の医療過誤、そして網野との癒着の証拠を押さえられ、仮に決定打を得られなくても網野に従う者たちを追放すれば風向きが変わると読んだのだった。
夜長が「でも、買収なんて私たちだけで」と不安がるが、天童も現れて計画が順調なことを告げる。夜長が「じゃあ、ほんとに買収…?」と言うと鳴木は「ああ、私たちなら可能だ」と言い切る。
しかし、そこに依岡から連絡が入り網野がスティファ―社の株の大量取得に動いていると報告し、「お前の作戦見破られてるんじゃないのか?」と語る。株の争奪戦が始まったことを鳴木が悟ると、「タイミングがあまりにも合い過ぎてませんか?」と夜長。
その頃、なんと石上が網野と会い、網野が「おかげで早急に手が受けた、ありがとう」と頭を下げる。石上は「転職業界のためにも医療業界のためにも鳴木はこのまま潰れるべきなんです」と告げる。
さらに労働基準監督署では谷村(ドロンズ石本)がみもりにDr.コネクションの不正追求を目的とした厚労省指揮のもとに特別チームを組むことになったと話す。驚いて「ちょっと待ってください」というみもりに谷村は「Dr.コネクションは終わりだ」と言うのだった。
夜長がふたたび鳴木のもとに戻ったことは嬉しかったが、石上や谷村が不穏な動きをしていることが不安でドキドキとさせられた。X(旧Twitter)でも、「最終話直前、石上裏切りかぁ?」「DOCTOR PRICEのおかげでアドレナリン出過ぎて寝れない」「めちゃくちゃビックリ」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=入江奈々
▼「DOCTOR PRICE」Hulu番組ページ▼
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