
アニメ「怪獣8号」第2期(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほかにて放送/X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第20話「宿命」が9月6日に放送された。自身の能力の“壁”に苦しんでいた古橋伊春(CV.新祐樹)が秘めた才能を開花させ、市川レノ(CV.加藤渉)との抜群のコンビネーションで本獣を討伐。日比野カフカ(CV.福西勝也)は防衛隊式格闘術を身に付けるため、保科宗四郎(CV.河西健吾)との修行に突入した。(以降、ネタバレが含まれます)
伊春とレノ、壁を越えた若き才能の共闘
今話の大きな見どころになったのは、伊春とレノの共闘シーン。ナンバーズ6の力に飲まれそうになるレノを伊春が叱咤激励し、2人が連携して本獣に立ち向かう姿は多くの視聴者の胸を熱くさせた。
解放戦力24パーセントとは思えない伊春のパワーを訝しむ第4部隊隊長の緒方ジュウゴ(CV.咲野俊介)。解放戦力を追ったところ、40パーセント台に跳ね上がったかと思えば、また20パーセント台に落ちるというのを繰り返す。それを見て自分と同じタイプだと確信する緒方。解放戦力が伸びず才能の限界を感じていた伊春だが、じつはゾーンに入ったときに瞬間的に数値が上がる、緒方と同じ特殊なタイプだったのだ。
まだ自分の力を知らない伊春は不安定な戦い方ながらも本獣の核を露出させることに成功。そこを伊春を信じ、待機していたレノが狙撃で撃ち抜く。この仲間を想う気持ちと信頼が生んだ2人のコンビネーションに視聴者も熱い気持ちに。SNSでは、「伊春とレノのコンビが最高すぎる」「若手2人の成長がまぶしい」「ジャンプの王道って感じで激アツ」といった声が多数見られた。
また、2人の戦いには緒方も胸を熱くさせていた。彼の視点を通して、かつての同僚であり、キコルの母である四ノ宮ヒカリとの過去が回想される。ヒカリの背中を押した過去がある緒方の前に、今またナンバーズの適合者として戦う覚悟を持った若者が現れた。それも、自分と同じ特性を持った若者とともに。この数奇な運命に、緒方は宿命を感じざるを得ないでいた。
緒方が流した若者たちに未来を託す大人の涙は視聴者の胸を打ち、 SNSでは「緒方隊長の過去が泣ける」「大人たちの想いを背負って戦う若者たちの構図が良い」「隊長の涙にもらい泣きした」といった感想が寄せられていた。

保科の指導のもと、カフカの新たな修行が始まる
エピソードの後半では、カフカと保科による修行がスタートした。「怪獣8号としてではなく、日比野カフカとして自分の力で認められたい」。そう強く思うカフカだが、今の自分の力では誰も守ることができないと認め、悔し涙を流しながら怪獣8号となって戦う覚悟を示す。
人に戻れなくなる可能性があるカフカの変身を抑えるため、そして怪獣8号の力に頼りがちな戦い方を避けるため、保科がカフカに必要だと考えたのは、防衛隊式格闘術の習得とカフカ自身の強化だった。
レノ、伊春の才能の開花に続き、満を持しての主人公のターン。バトルものの王道と言える熱い展開に視聴者からは、「保科副隊長との修行、絶対面白くなる!」「カフカが人間としてどう強くなるのか楽しみ」「怪獣の力じゃない、カフカ自身の力に期待」など、新たな展開への期待の声が高まる。
伊春とレノの目覚ましい成長、緒方の過去、カフカの挑戦と、見どころが満載だった第20話「宿命」。さらに、カフカが感じた謎の気配は何を意味するのか。第2期も中盤を超え、物語はさらに熱を帯びてきた。
◆文=鈴木康道

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
▼ABEMAで「怪獣8号」第2期を見る
https://abema.tv/video/title/19-190
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https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/kaiju-no-8
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https://fod.fujitv.co.jp/title/80no/
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https://www.hulu.jp/kaiju-no8
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https://tver.jp/series/sretn9nlgd
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