ヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)、2期生オーディションの合格者決定! 更なる才能を求めて追加オーディション実施へ!!
吉本興業が未来のブロードウェイスターを発掘・育成すべく2017年の4月に開校したヒントン・バトルダンスアカデミー(HBDA)が、来年4月入学に向けた2期生の募集を行い、11月25、26日にオーディションの最終審査を行なった。
HBDAはトニー賞を3度受賞し、ブロードウェイの伝説と呼ばれるヒントン・バトルが次世代を牽引するダンサーを育成するために作られた養成機関。4月の開校以来、毎日のレッスンと並行し、京都国際映画祭や大阪文化芸術フェスでのパフォーマンス、ルミネtheよしもとでのオープニングアクト等々、徐々に活躍の場と露出を拡大している。大手芸能事務所とブロードウェイスターがタッグを組んだ注目のダンスアカデミーだ。
多くの応募から25日の最終1次審査に進んだのは32名。そこから26日の最終二次審査に進んだのは13人まで絞られた。
最終オーディションは、バレエ・モダン・ヒップホップ・タップそれぞれのジャンルを踊り、ヒントン・バトルも自ら指導をする場面も。候補者は自分の得意なジャンルもあれば、経験の浅いジャンルもあるなど、舞台に立つダンサーとしての厳しさをオーディションを通して痛感していた。
ブロードウェイスターを目指すオーディションということで、どのジャンルも顔の向きや角度、体の見せ方など、細部に渡る表現力を求められていたのが印象的。最後にはヒントンから、審査予定になかった即興パフォーマンスをひとりづつ披露してほしいと提案が。候補者の音楽性をみたいというヒントンの狙いもあり、候補者は自分の持てる全ての力をパフォーマンスに変えてアピールしていた。
そんな厳しいオーディションを見事勝ち抜いたのは、ダンサーを目指す21歳から15歳までの女性7名、男性1名(17歳)の計8名。
合否発表の際は、ヒントンから「おめでとうございます! みなさんを生徒として迎えられることをすごくうれしいです。これからみなさんを日本だけでなく世界で活躍するダンサーに仕上げていきたいと思います」とエールを送った。合格した喜びとヒントンの言葉に思わず涙ぐむ合格者の姿も。
その後は、集合写真などで親睦を深め、さらにはヒントンが合格者一人ひとりに入学までの課題など、具体的なアドバイスする場面もあり、2期生の世界への挑戦はもうすでに始まっているようだった。
彼らは2018年4月からHBDA2期生として在籍し、世界で活躍するためのプログラムが3年間無料で提供される。今はまだ夢見るダンサーの一人であるかもしれないが、ここから未来のブロードウェイスターが生まれるかもしれない。
また、ヒントンは「今回のオーディションでも、たくさんの素晴らしい才能と出会うことができました。まだ多くの才能が日本には眠っていることも、改めて確信することができました。2期生を迎える2018年4月までに、まだまだ新たな才能と出会えると信じています。近日中に新たなオーディションの機会を発表します」と2期生を追加募集する意向を明かした。