高橋由美子が貧乏人の妻役に! 劇団HOBO「明日の幸福論」が上演中
劇団HOBOは、舞台、映像など多方面で活躍中のおかやまはじめ、林和義、本間剛を基点に08年に旗揚げされた。3人を中心に個性的な役者ぞろいのHOBOは、作り手側主導で舞台を創ることをコンセプトに活動。今回の公演「明日の幸福論」は、中野”元気”演劇祭に参加する形でテアトルBONBONにて2週間のプチロングラン公演。太宰治の短編「貧の意地」をベースに落語的な要素を含めた人情ストーリーを展開する。
昭和時代の長屋を舞台として、ひょんなことから大金が手に入った貧乏人たちの心穏やかならざる動揺を喜劇として描き、真の裕福とは何かを問う。
前回に続き、今回も紅一点となる高橋由美子は林和義と夫婦役。「レトロな雰囲気で、笑って泣ける話です。前回も評価をいただいているのですが、セットがとても凝っています。植木の草など細かいところまでかなり作りこんでます。舞台の内容はもちろんセットにも注目してもらいたいですね。稽古の現場はいつもみんなで笑ってばかりで楽しい雰囲気です。劇中でも稽古中でも本間さんを中心に笑いが起きているかな」とチームワークもばっちりのようす。
ほか、出演は古川悦史、省吾、有川マコト。
2月23日(火)〜3月7日(日) 中野・テアトルBONBONにて上演中
当日4000円、前売り3800円