
秋元康総合プロデュースのアイドルグループRain Treeの3rdデジタルシングル『好きだよとどっちが先に言うのか?』が10月29日に配信リリースされた。WEBザテレビジョンでは、今回のデジタルシングルのメインメンバーである綾瀬ことり、市原紬希、遠藤莉乃、鈴野みお、永瀬真梨、新野楓果、橋本真希の7名にインタビューを実施。新曲の印象や、今回初めてメインメンバーに選ばれた市原紬希と永瀬真梨の心境、そしてセレクション制度を経ても揺るがないグループの絆について、たっぷりと語ってもらった。毎回メンバーが入れ替わる過酷なセレクション制度を乗り越え、彼女たちが今、表現するものとは。
胸を打たれたピアノのイントロ。新曲『好きだよとどっちが先に言うのか?』

ーーまずは、3rdデジタルシングル『好きだよとどっちが先に言うのか?』を初めて聴いた時の感想を教えてください。
綾瀬ことり:私は昔から秋元康先生の書く楽曲がすごく好きで、特に乃木坂46さんの西野七瀬さんの卒業シングル『帰り道は遠回りしたくなる』のように、イントロがピアノから始まる曲に憧れがあったんです。その話を母にしていたら、今回の新曲が届いて。イントロがピアノから始まるところにすごく胸が打たれて、本当に嬉しかったのが第一印象です。歌詞も全体的にすごく可愛いなって。分かりやすい言葉で、そのままの意味がすっと入ってくる素敵な楽曲です。
市原紬希:私もまずイントロがいいなと思いました。すごく爽やかな感じで「おお!」って。歌詞に「マフラー」や「枯葉」といった冬っぽい言葉がたくさん出てくるので、季節を感じられるのも素敵だなと思いました。冬の曲はRain Treeとして初めてなので、披露するのがすごく楽しみです。
永瀬真梨:ちょうどこの曲をいただく数時間前に、メンバーの遠藤と「次はどんな曲かな?冬の曲が来たら嬉しいね」と話していたら、本当にザ・冬曲が来て驚きました。私は季節感のある曲が大好きで、特に冬の夜にイヤホンで音楽を聴くのが好きなんですけど、それにぴったりの曲です。要所要所にあるピアノの音色が綺麗で、特に「長いようで短かったの」という歌詞の後ろで鳴るピアノのフレーズが壮大で、この曲を歌えることが本当に嬉しいです。
「ちゃんと評価してもらえた」初セレクション、市原紬希と永瀬真梨の率直な想い
ーー市原さんと永瀬さんは今回が初のメインメンバー入りですね。おめでとうございます。選ばれた時の心境はいかがでしたか?

市原紬希:ありがとうございます。1st、2ndと選ばれなかったので、今回初めて選んでいただけて、素直に嬉しいです。以前は「表情が硬い」「自信がなさそう」と指摘されることが多くて、表情に対して苦手意識があったのですが、ファンの方やダンスの先生から「良くなったね」と言っていただく機会が増え、少しずつ自信がついてきた中での結果だったので、自分の成長を実感できました。

永瀬真梨:私も1st、2ndではカップリングメンバーとして活動していたので、「どれだけ頑張ってもこのままなのかな」と少しやるせない気持ちもありました。フリーライブが審査の場だったのですが、毎回ライブ後にダンスの先生にフィードバックをいただいて、次のライブまでに必死に修正して…というのを繰り返して、自分の中で「努力した」と言える期間でした。その結果として評価していただけたことは本当に嬉しいです。もちろん、自分が入ったことでカップリングメンバーになった子もいるので複雑な気持ちもありますが、選ばれたからには、自分が認められるように頑張りたいです。





























