
北山宏光が11月7日、都内で行われた舞台「醉いどれ天使」の取材会に、渡辺大、横山由依、岡田結実、阪口珠美、佐藤仁美、大鶴義丹、深作健太と共に登壇。佐藤の暴露に反論して会場を沸かす場面があった。
北山宏光「お客さんに届けられる喜びを噛み締めながら初日を迎えたい」
同作は、名匠・黒澤明と、その多くの作品で主演を務めた三船敏郎が初めてタッグを組んだ同名映画の舞台版。映画公開の約半年後に舞台作品として上演され、当時の舞台台本が近年発見されたことで2021年に再演。今回は2025年舞台版として、11月7日より東京・明治座などで上演される。
初日を迎えた北山は「やっと初日を迎えられるなという気持ちではあります。深作さんからいただいた演出だったり、台本の読み方といったパズルが、やっと今日すべてそろっていくんじゃないかなと。その絵をお客さんに届けられる喜びを噛み締めながら初日を迎えたいなと思っております」と述懐。
また、役について「『僕はそんなに強く生きられるかな…』と思いましたけど、それを素直に受け止めて、どの時代でもみんな弱い部分があって、それを隠しながら強がって生きていたと思うので、最初に抱いた“思い”をしっかり持って演じようと(役を)咀嚼しました」と明かした。
さらに、深作の演出について「この『醉いどれ天使』という作品が、ここまでエンタメ化してロックになっていることに、『こうなっていくんだ!』という驚きがありました。また、セット一つ一つにもこだわりがあって、そのセットからもメッセージが受け取れる。そして、そこにキャストが立つことによって、さらに世界観に奥行きが生まれる、という印象がありました」とコメント。
共演者が北山の座長っぷりを暴露
ほか、6年ぶりとなる座長について聞かれると、「立場というより、“舞台をみんなで作っていく”というのを感じました。僕が座長であるということよりも、みんなでカンパニーを作っていくというのが舞台なんだなというのを改めて感じました」と告白。
その後、キャスト陣が北山の座長っぷりについて語る展開に。大鶴が「僕は北山くんとのシーンがけっこうあるんですけど、絶対に『疲れた』という顔をしないんです。座長としての責任感を感じますね」と絶賛すると、佐藤は「(北山は)ファッションチェック大魔王だと思います」と裏話を暴露。
すると、北山は「仁美さんの稽古着がとってもかわいくて!サボテン、ウシ、ネコが3枚の布に共存していたり、上着、ズボン、靴下、全部違う動物とか。それは絶対に見てしまうでしょう!」と反論して爆笑をさらった。
◆取材・文=原田健
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