
King & Princeの高橋海人が、11月10日に行われた映画「君の顔では泣けない」大ヒット祈願!公開直前トークイベントに芳根京子と共に登壇。11月14日(金)の全国公開に先駆け、芸能にご利益があるとして有名な東京・赤城神社にて、難役に挑んだ思いや撮影中のエピソードなどを語った。
入れ替わってしまった男女の15年の物語
同作は、2021年に発売された君嶋彼方の同名小説が原作の実写映画。高校1年生の夏、プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ。「これは何かの間違い」と元に戻ることを信じ、その方法を模索し奔走する。
しかし、誰にも言えない秘密を抱えたまま陸とまなみは、15年たっても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ…人生の転機を入れ替わったまま経験していく二人。そして、30歳の夏を迎え、まなみは「元に戻る方法が分かったかも」と陸に告げる。
入れ替わったことをなかなか受け入れられず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公・坂平陸を芳根が、心に「まなみ=女性」である本音を隠し、うまく「陸=男性」として振る舞う水村まなみを高橋が演じる。
高橋海人「本当に(役に)向き合い散らかすというか…」
トークイベントが行われたのは、劇中の陸(芳根)とまなみ(高橋)が必ず待ち合わせる場所であり、互いの救いの場でもあった喫茶店「異邦人」をイメージしたセット会場。そのセットを前に、高橋は「わ~懐かしいですね」としみじみ。
さらに、向かい合わせで座った瞬間、芳根が「わ!なんかこの景色…なんかうわぁってなるね」と撮影当時の感覚を思い出したようなリアクションを取り、高橋も笑顔に。そこへ登場したスタッフにより飲み物が置かれると、「かんぱーい!」と息ぴったりな様子を見せた。
公開直前のタイミングで行われた本イベントは、セットや飲み物の雰囲気もあり「この感じでお話できるのだいぶありがたいです」と高橋が言うようにリラックスした雰囲気で進行した。
公開直前の気持ちについて、芳根は「この1カ月たくさん取材を受けさせていただいたり、バラエティー番組にお邪魔させてもらったり、イベントにも出させていただく中で、高橋くんがいる日はすごく安心なんです」とコメント。それを聞いた高橋は「えー!そんなうれしいお言葉」と応じ、芳根は「一人だと全部頑張らなきゃ!と思うのが、二人だとちょっと力抜いていこっか、というその温度感が(安心した)」と高橋の存在について言及する。
一方の高橋も、「僕の方こそですよ。芳根ちゃんがいるとすごく元気になれるし。楽しい方じゃないですか」と話し始めると、即座に芳根が「こちらの方も…」と高橋も楽しい人だと答え、互いを褒め合うほほ笑ましい一幕も。撮影中はあまりゆっくり話す時間が取れなかったといい、「本当に(役に)向き合い散らかすというか…」と高橋らしいワードセンスが飛び出し、芳根も「向き合ってるのか散らかしてるのか(笑)」と楽しそうな笑顔を見せた。





























