
アニメ「ワンパンマン」(毎週日曜夜11:45-0:15、テレ東系/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)の第29話「怪人の王」が11月9日に放送された。今回は“ヒーロー狩り”ガロウ(CV.緑川光)が怪人協会アジトの奥深くで、怪人王オロチ(CV.斧アツシ)と対峙。ガロウの成長を凌駕する怪人王オロチの圧倒的な強さに、SNSでは興奮と戦慄の声が渦巻いた。(以降、ネタバレが含まれます)
子どもを救うアンチヒーロー、ガロウの魅力が爆発
前話で瀕死から復活したガロウは、前回ほぼ互角だったキリサキングを一撃で倒すほどの急成長を遂げていた。そのガロウの成長は今話でも現れる。遭遇した災害レベル:竜の育ちすぎたポチとの戦いで、死を覚悟するほどの攻撃を受けても、耐えることができた。その強さも明らかに跳ね上がっており、ポチと激闘を繰り広げたようだった。
このポチとの激闘で視聴者の心をつかんだのはガロウの強さはもちろん、タレオ(CV.藤原夏海)を逃がすシーンだった。自分が逃げるには足手まといと言ってタレオを突き放したものの、結局ガロウはその場を離れず、タレオが逃げる時間を稼ぐかのように自身はポチと対峙した。
ヒーローを憎み、悪を目指す彼が危険を顧みず少年を逃がそうとする姿に、SNSでは「ガロウ、やってることは完全にヒーローなんだよな」「アンチヒーローとしての魅力が全開」といった声が集まっていた。
ついに姿を現した怪人王オロチの脅威
視聴者の間ではガロウは怪人に近づいていると推察されていたが、今話ではギョロギョロ(CV.子安武人)の言葉により着実に怪人化が進んでいることが明かされた。怪人王オロチとの戦いでは脇腹を大きく貫かれながらも、またしても立ち上がる。超高温にも当たり前のように耐える姿は、怪人に近づいていた。
死を乗り越えるたびに1つステージが上がり、爆発的な成長を遂げる。それを利用し、ガロウを怪人王オロチを超える怪人へと生まれ変わらせる。それがギョロギョロの計画だった。
怪人王オロチとの戦いでは、その不気味で禍々しいデザインにも注目が集まった。これまで顔や体の一部だけが描かれ、その全身がはっきりと現れたのは今話が初。この姿を目にした視聴者は、「オロチのデザイン、えぐい…」「これは勝てないだろ…」と息を呑んでいた。
一方、ガロウが怪人協会アジトで死闘を繰り広げていた頃、鍋パーティーを終えて1人自室でのんびりとくつろいでいたサイタマ(CV.古川慎)は、近所からの振動や騒音が気になりだしていた。そして、これまたのんびり調査に外に出たサイタマは、とあるマンホールを見つけて地下を覗き込むのだが…。
ガロウ一色に染まったと言っていい今話。放送後のSNSには、「もはやガロウが主人公」「緑川さんの声が一話まるまる聴き放題だった」「ガロウの成長が楽しみすぎる」などのコメントが集まることに。また、のんびりサイタマにも「サイタマ氏、そこはそこは…!」「サイタマそのルートで行くのか」など、今後の展開に期待を寄せる声が多数上がっていた。
◆文=鈴木康道
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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