あかね&乱馬のハプニング初キスに視聴者大歓喜
そんな五寸釘に「ムダなことはやめとけよ。俺には怖いもんなんてねぇんだからな」と豪語した乱馬だったが、一つだけ大きな弱点があった。それは……まさかの猫。10歳の頃、「猫拳」なる技の特訓で、乱馬は父・玄馬(CV:チョー)によって体に煮干しを巻きつけられた上でお腹を空かせた猫の大群に放り込まれた。その時のトラウマで、猫嫌いになってしまったのだ。
それを知った五寸釘は体育館に乱馬をおびき寄せ、あらかじめ猫の大群を仕込んでいた倉庫に放り込む。乱馬はパニックになりながらもどうにか恐怖心を抑え、帰ろうとするが、そこに立ちはだかるのは虎だ。乱馬を怖がらせるため、ネコ科の虎まで連れてきてしまった五寸釘の執念ぶりには、視聴者も「どうして虎がw」「どこから連れてきたのよ」「虎は誰だって怖がるわw」と総ツッコミ。五寸釘がどうやって虎を連れてきたのかは不明だが、乱馬は恐怖で正気を失う。
実は乱馬のトラウマ話には続きがあった。猫拳の特訓方法は全くのデタラメだったが、玄馬は猫嫌いを克服させるために、以降も乱馬を猫の大群に放り込み続けたという。その結果、乱馬は猫拳を習得。虎を前にして猫への恐怖が極限に達した乱馬は猫のようになり、自我を忘れて学校で大暴れする。
そんな乱馬を取り押さえられるのは、子供の頃に近所に住んでいたおばあさんだけ。玄馬はおばあさんになりきって乱馬を止めようとするが、逆に怯えさせてしまった。しかし、最終的に乱馬はあかねの膝の上で落ち着く。普段はあかねに対してツンケンした態度を取っている乱馬だが、心が猫になったことで本能に抗えなくなったのだろう。
みんなの前で恥ずかしげもなく、あかねに甘える姿が微笑ましい。さらに乱馬は、白昼堂々とあかねにキス。これが2人の初キスであり、視聴者からは「きゃー!キス!」「乱馬とあかねがキスしたあああ!!」「キスシーンありがとうございます」「ニヤニヤ止まらんw」と悲鳴にも似た歓喜の声が上がった。しかし、今回のキスは事故のようなもの。その後、正気を取り戻した乱馬も一切覚えておらず、あかねにとっては心の傷になってしまったようだ。「乱馬の…バカ」というあかねの台詞で締めくくられた第13話。予想外のキスを経て、2人の関係性は変わるのだろうか。
※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」
■文/苫とり子





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