ポルノグラフィティ、名曲『アゲハ蝶』の楽しみ方を語る「ラテンソングは観客が 1 つになれるもの」<ベストアーティスト2025>
これまでは「ファンの方に風を吹かしてもらっていた」
――今年の「ベストアーティスト」のテーマ「音楽の旅~Music journey~」にちなみ、これまでのキャリアはどのような「旅」でしたでしょうか?また、「これからこんな音楽の旅をしていきたい」という点と合わせて、ぜひお教えください。
岡野:旅に出る船に例えるならば、初めはスタッフも含めてたくさんの人の力を借りて舵を取ってもらっていて、何年かしたら、メンバーを中心に舵を取ろうという強い気持ちでもいたのですが、年月が経ってみれば、ファンの方に風を吹かしてもらって、行き先を色々決めてもらっていたといいますか。
自分たちが舵を取っていたつもりが、いろんな人の思いで、思いもよらない素敵なところに連れてってもらっているなという気がしています。
新藤:伝説のアーティストたちも自分の音楽キャリアを旅に例えています。自分も音楽をやっている身として、1 曲 1 曲、1 本 1 本のライブを作っていって、キャリア全体で見るとやっぱり我々は旅をしてるんだろうし、今のところいい感じでいっているんじゃないかなと思うし、このまま行って終わった時に「いい旅を終えられたよ」と感謝できるような旅にしたいです。
――今年一年間の印象に残った出来事をお教えください。
岡野:個人的には、スペインでカミーノ・デ・サンティアゴという聖地まで歩いたことです。本当は 800km 歩くんですけど、そこの一端、120km ぐらいを歩かせてもらって、自分が今までやらなかったようなことに足を踏み入れて、違う世界が見えたのが印象的なことです。
新藤:今年は 9 年ぶりにファンクラブ限定ツアーをやりました。「オール身内」みたいな感じのライブで、ライブハウスだったんですけど、応援している人たちの顔が見えて「こういう人たちのためにやってるんだ」ということが改めて認識できて、良い体験でした。
――最後に、改めて視聴者の方へ注目ポイント・メッセージをお願いします。
岡野:「アゲハ蝶」は、ライブでは手拍子をしてもらったり、シンガロンがあったりする曲です。ラテンというジャンルの曲にあたると思いますが、ラテンソングは踊れたり、観客が 1 つになるようなものだと思うので、ノリノリで見ていただきたいです。
新藤:「アゲハ蝶」は、今日、ドラマ出演者の方(間宮祥太朗さん・新木優子さん)も(番組に)いらっしゃいますし、ドラマのファンの方が「アゲハ蝶」をここで演奏する機会をくれたと思うので、ぜひドラマのファンの方にも楽しんでもらえたらなと思います。
(「良いこと悪いこと」は)いま真っ只中のドラマで、(「THE REVO」に関連し)「ヒロアカ」も真っ只中なので、両方の作品のファンの方に楽しんでもらえたら嬉しいです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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発売日: 2025/11/19





























