
梅澤美波が語る乃木坂46への思い「とにかく一番に考えていてほしい」
――梅澤さんは「あの坂道をのぼって話そう」(Huluで全話配信中)の中で、メンバーに伝えたいこととして「乃木坂46に誇りを持っていてほしい」「個人で挑戦するときが来ても(乃木坂46を)一番大事にしてほしい」など、グループへの強い思いを語っていました。あそこまではっきりと言えるのはすごいなと感じました。
梅澤:自分がそうしてきた自信があるから言えるんだとも思います。自分には乃木坂46しかないし、だからキャプテンもできていると思うので。とにかく乃木坂46を一番に考えていてほしい、その上で自分が何をしたいかとか、自分の未来を作るために今これから少しずつやりたいこととかが出てきてもいいと思うんです。でも、乃木坂46がなかったら今はまだ何もできてないと思うので、まずは第一にグループ。自分が表現したいものよりも、“乃木坂46として表現するにはこうだよね”というのがみんなの頭の中に常にあったら、自然と一体感が生まれると思うので、後輩たちにもそうなっていってほしいなと思います。
――菅原さんの乃木坂46への思いも聞かせていただけますか。
菅原:私は加入して4年がたつんですけど、まだ乃木坂46を好きだったファン時代の方が長くて、その時に見ていた乃木坂46も好きだし、今の乃木坂46も大好きだし、自分たちがこれから作っていく未来の乃木坂46もすてきなものにしていきたいので、過去の先輩方が作り上げてきてくださった歴史を大事にして、今のこのメンバーだからこそできる乃木坂46らしさみたいなものをいろいろ表現できたらいいなと思います。
とにかく乃木坂46にしかできないことをたくさんやっていきたいなとも思うし、今の私たちにできることは、まだはっきりと私の中でこれっていうのが見えているわけではないというか、ぼんやりしたものしか浮かばないので、それをしっかり突き詰めて、もっとより良い乃木坂46にしていけたらなと思います。全員が同じ方向に向いて、同じ目標に向かって走っている姿が私はすごく好きなので、よりもっと固めて、同じ方向に進んでいきたいです。

同期・久保史緒里の卒業に梅澤美波「後押しできれば」
――そして、新曲「ビリヤニ」発売日は、久保史緒里さんの卒業コンサート(11月26日、27日)の日でもあります。(※取材は卒コン開催前)
菅原:後輩の立場からするとまだ想像がつかないというか、久保さんがいらっしゃらないグループの姿がまだ思い浮かばないなというのが第一の感想です。でも、卒業される先輩を明るく楽しく送り出したいなという思いは毎回あるので。久保さんはきっと言葉ではなくてパフォーマンスで、その姿できっといろんなものを最後に後輩に残してくれるとも思うので、それをしっかり受け取って、久保さんが卒業されてからの乃木坂46を見た時に、安心してもらえるような存在でいられたらなと思います。
とにかく笑顔で楽しくというのは、卒業発表をされる時にもメンバーにずっと言っていたことなので、そこは楽しく明るく笑顔でお見送りできたらなとも思います。
梅澤:久保の卒業を見送ることになるとは、はじめは思っていなかったです。同期だけど年齢差もありますし、(私が)ここまでいるとも思ってなかったところはありますけど、「見送る立場になるのかぁ」と思って。でも、一緒に活動していくのが長くなればなるほど“そういうふうになるんだろうな”って、なんとなく思うようになってきたりもして。
とうとうその日が来たわけですけど、もう驚くこともないですし、9年やってきた同期の卒業って“そりゃそうだよな”とも思うし。今は久保が卒業する時にいられてうれしいと思っています。頼ってくれるので、私がいて何か救われていることがあればいいなとも思うし、とにかく明るい未来への決断だと思うので、それを後押しできればいいなというか、楽しんでほしいです。



































