
アニメ「ワンパンマン」の第32話「忍の巻」(毎週日曜夜11:45-0:15、テレ東系/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)が11月30日に放送された。S級ヒーローたちが怪人協会のアジトへ突入した中、今週のスポットライトは閃光のフラッシュ(CV.鳥海浩輔)に当てられた。彼を待ち受けていたのは疾風のウィンド(CV.村田太志)と業火のフレイム(CV.たくみ靖明)。忍のプライドを捨て、怪人化した彼らの猛攻と、それに対する閃光のフラッシュの戦いが描かれた。(以降、ネタバレが含まれます)
閃光のフラッシュの冷静沈着な戦いが光った忍者対決
複雑に入り組んだ怪人協会の広大な地下アジト。狭い通路では怪人たちが待ち構えていたが、閃光のフラッシュにとっては止まる理由にすらならない。暗闇の中で剣閃が走り、怪人たちは何が起きたのか理解する間もなく斬り伏せられていく。
そして、次に現れたのは、疾風のウィンドと業火のフレイムの2人。閃光のフラッシュと同じ里の出で、黄金の37期と呼ばれた実力者たちだ。しかし、2人は暗殺者として人間扱いされず搾取される日々に嫌気がさし、支配する力を求めて怪人へと身を墜としていたのだ。
44期の元1位と称される閃光のフラッシュに対し、疾風のウィンドと業火のフレイムは激しいライバル心と歪んだ優越感を向け、戦いは技と剣戟の応酬へ。最初は2対1も意に返さない閃光のフラッシュだったが、2人が怪人化すると彼らのスピードに押されはじめたかのように見えた。しかし、じつはこれすらも閃光のフラッシュの策の内。片方でも取り逃がすとあとあと面倒になると考えた閃光のフラッシュは、2人まとめて奥義で倒す瞬間を狙っていたのだ。
その速さもさることながら、冷静沈着に敵と状況を見極める閃光のフラッシュの実力が遺憾なく発揮されたシーン。「フラッシュの戦い、速すぎて見せ場も一瞬だった」「閃光のフラッシュ、鳥海さんの声と相まってめちゃカッコよかった」などのコメントが集まっていた。

童帝は早くも人質救出に成功
一方、冷静に分析を行いながら進んでいた童帝(CV.高山みなみ)は、途中でバラバラに分解されたメタルナイトの残骸を発見。機体に残されていたデータから人質のワガンマ(CV.清水彩香)の監禁場所を突き止める。途中ではフェニックス男(CV.前田弘喜)と遭遇したが、これをあっさり倒し、無事に人質の身柄を確保。あとは脱出するだけとなったとき、機神G5(CV.水中雅章)と遭遇してしまう。
敵機無力化装置が通じず、手ごわい相手と判断した童帝は、人質の無事を優先して戦闘を回避。カマセケルベロスで足止めし、機神G5からは逃げることを選択した。童帝の戦いは派手ではないものの、視聴者からは「好判断」「童帝くんの頼もしさがすごい」と称賛が送られていた。
S級ヒーローたちが怪人協会アジトを進み、次第にクライマックスも近い雰囲気に。放送後のSNSには、「原作読んでるけどアニメで見るとまた面白い」「忍者には忍者、メカにはメカ、これがギョロギョロの作戦か?」など、さまざまな感想が寄せられていた。
◆文=鈴木康道

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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