
「東京コミックコンベンション2025」(以下「東京コミコン2025」)が、12月5日に千葉・幕張メッセで開催され、来日セレブのジョン・バーンサル、セバスチャン・スタンが「東京コミコンにアッセンブル!マーベル・ギャザリング・ステージ」に登場。それぞれ出演した作品への思いなどを語った。
バーンサル、“パニッシャー”役は「『家族』というのが大事な核」
マーベル・コミックの編集長を務めるC.B.セブルスキー氏、マーベル作品のコスプレに身を包んだコスプレーヤーたちのトーク、フォトタイムの後、2人はタイトなスケジュールの中、日本のファンのために登壇した。
大勢詰め掛けたファンに向けて、バーンサルは「皆さんに会えて、皆さんの笑顔や愛が本当にリアルなものなんだなと感じて、とても心が動かされています」と語ると、スタンも「去年イベント(『東京コミコン2024 アフタークリスマス』)に来てくださった方がまた来てくださっていて、見知ったお顔がいくつも見えます」とした上で、「実は裏でおすしばっかり食べているんですけど、今日ここに来られて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。
バーンサルといえば、3月から4月にかけてディズニープラスで配信された「デアデビル:ボーン・アゲイン」でもフランク・キャッスル/パニッシャーを演じたが、演じる上で意識したことを「私は、私生活では父であり夫。そこが核となっていて、私にとって自分の家族はとっても大切です。フランクも大事な家族の命を奪われてしまうところからダークな道のりを歩いていくので、『家族』というのが大事な核かなと思っています」と明かした。
一方、5月に日米同時公開されヒットを記録した映画「サンダーボルツ*」でもウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを好演したスタンは、撮影の思い出を聞かれ「とにかく本当に楽しかったんです。みんな素晴らしくて、冗談が言い合えるような仲で、デヴィッド・ハーバーさんとか、フローレンス・ピューさんとか、とても才能にあふれる人たちだったので、とてもいい時間を過ごせました」とした上で、「もしこの映画を好きでいてくれた人は、続編では日本で撮影できるようにぜひ声を上げてください!」と呼び掛けると、会場からは大きな拍手がわき起こった。
バーンサルとスタンは20年来の旧知の仲ということもあり、イベント中は終始和やかな笑顔で談笑したり、握手をしたりと仲むつまじい様子を見せていた。
「東京コミコン」とは
「コミコン」とは「コミックコンベンション」の略。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてアメリカで開催されたイベントが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーの祭典。
日本では2016年に「東京コミコン2016」として初開催。第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リー氏や、クリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームなど、多彩なセレブゲストが登場してきた。2025年は12月5日~7日(日)の3日間、千葉・幕張メッセにて開催中だ。
なお、本イベントに出展しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズの作品はディズニープラスで配信中。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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