
「東京コミックコンベンション2025」(以下「東京コミコン2025」)が、12月7日に千葉・幕張メッセで開催され、来日セレブのジョニー・デップが「セレブ・ステージ」に登場。多くの作品でデップの吹き替え声優を務める平田広明と対面し、「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎氏からの暖簾(のれん)のプレゼントを受け取った。
平田広明がデップに尾田栄一郎氏からのプレゼントを贈呈
ステージに登場したデップは、観客の大きな声援と拍手を聞きながら、「皆さんに深く深く感謝したいと思います。全てのことが本当に温かく、皆さんはとても親切で、寛容です。そして私を力強くサポートし続けてくれました。ありがとうございます」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。
ステージには「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズ、「フロム・ヘル」「ローン・レンジャー」など、デップの吹き替え声優としておなじみの声優・平田も駆け付け、デップとガッチリと握手。
そして平田は「少し早いクリスマスプレゼントをお渡ししたいと思います。日本では、歌舞伎役者とか歌手とか、ステージの時に“暖簾”を贈る風習があります。その暖簾をプレゼントしたいと思うんですけど、私の知り合いに“海賊の漫画”をよく描いてる者がおりまして」と言い、尾田氏が描いた“ジャック・スパロウ”の暖簾をプレゼントした。平田はアニメ「ONE PIECE」でサンジの声を担当している。
デップは「これで自分の身を包まれよう」と早速暖簾に近づき、触れたり、くぐったり、体に巻きつけたりして、喜びを表現した。
デップはサイン会&撮影会のスケジュールも立て込んでおり、セレブ・ステージの開催も危ぶまれていたが、「これだけたくさんの方が待っているのだったら、絶対に皆さんの前に出たい」という本人の強い希望で、登壇イベントが実現。そのことをMCが観客に伝えると、さらに大きな拍手が鳴り響いた。
「東京コミコン」とは
「コミコン」とは「コミックコンベンション」の略。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてアメリカで開催されたイベントが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーの祭典。
日本では2016年に「東京コミコン2016」として初開催。第1回から毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リー氏や、クリス・ヘムズワース、オーランド・ブルームなど、多彩なセレブゲストが登場してきた。2025年は12月5日~7日の3日間、千葉・幕張メッセにて開催された。
なお、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズはディズニープラスで配信中。
◆取材・文=田中隆信
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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