映画「月と嘘と殺人」が2月27日に公開初日を迎え、同日、出演者の八神蓮、滝口幸広、真山明大、高橋優太、森陽太、池田竜治、福永マリカ、佐藤永典が都内で舞台あいさつを行った。
本作は、殺人事件を追う警察官の姿を軸に、2つの全く異なる事件が思わぬ事態を引き起こしていくサスペンスだ。
交番勤務の警官・相田役の八神は「警察官の役をやるに当たり、実際に交番に行って“ゴルフの打ちっ放しはどこですか?”と道を聞いて、どう説明するのか対応を見ました。実際は場所を知っているので心が痛いですけど。あとはグアムに銃を撃ちに行って来ました。全然必要じゃないショットガンやマシンガンも撃ちました」と役作りを振り返った。
映画のタイトルにちなみ、過去についたうそを聞かれると、相田と警察学校の同期で、銃器薬物対策係に勤務する奥寺役の滝口は「小学生の時のマラソン大会で、親父に“1等になったらおもちゃを買ってやる”と言われて、1等を取るために自転車を使いました。結局2位だったんですけど、先生に“10キロを15分で走るなんておかしいだろ”と怒られました」と明かし、会場の笑いを誘った。
最後に八神は「今日から3日間、夜10時に月を見ましょう」と呼び掛けた。
シネマート六本木にて公開中、ほか全国順次ロードショー