2025年を振り返るMCトークも
2曲歌い終えた後のMCパートでは、2025年を振り返るトークを展開。四期生の山川宇衣は、「たくさんのことを経験させていただいて、あっという間の1年でした。1つひとつのライブが印象に残っていて、Buddiesの皆さんのおかげで楽しく過ごすことができました」と、4月に正式加入してからの日々について明かす。
向井純葉は「かわいいと大好きが止まらない1年でした。加入してきた四期生ちゃんが愛おしいし、二期生さんへの愛も止まらなくて。そして何より、Buddiesの皆さんがかわいくて」と、先輩後輩問わず愛を向け続けた1年となった様子。
さらに、大園は「前回のBuddies感謝祭で一期生さんが全員いなくなり、そのあとに四期生が入ってきてくれた。そんな四期生をかわいがって先輩している三期生もまたかわいいし、何年も一緒にいるけど今が一番大好きなのが幸せ」と、感慨深げに2025年を振り返った。
ライブは「最終の地下鉄に乗って」で後半戦に突入。優しい曲調で会場に温かな空気を注ぎ込むと、続く「美しきNervous」にて再びギアを上げた。そして「それが愛なのね」では会場をダンスフロアに一変させた。
この日のラストナンバーに選ばれたのは、最新シングル「Unhappy birthday構文」。それまでのハッピーさからクールでダークな空気へと激変すると、圧倒的なパフォーマンス力とともに唯一無二の世界観で櫻坂46らしさを提示し、ライブパートを締め括った。
ピンクのドレスをまとった井上梨名
そして、いよいよ井上の卒業セレモニーが開幕。会場中から「いのりコール」が鳴り響く中、井上のソロ歌唱にフィーチャーした「五月雨よ」からセレモニーがスタート。井上は、前半を同期の二期生とパフォーマンスし、後半を三期生と共に披露。曲終盤には四期生も加わった。
11thシングルのBACKSメンバー曲「ULTRAVIOLET」では、幸福感の強い歌とダンスで観客を楽しませつつ、井上と武元のペアダンスをフィーチャーした見どころも用意。主役である井上にスポットを当てた形でセレモニーは進行した。
その後、レギュラー番組「サクラミーツ」(毎週木曜深夜1:58-2:17ほか、テレビ朝日ほか)のメンバー6人(井上、大沼晶保、武元、増本綺良、谷口、中嶋優月)で息の合ったコントを見せると、ステージに残った井上、大沼、武元、増本がその流れで「イザベルについて」を披露。初代“ミーツメンバー”の4人ならではのパフォーマンスに、客席からは一際大きな声援と拍手が送られた。
そして、本人や同期、後輩からのコメントを交えた、欅坂46加入時から今日までを振り返る映像に続いて、ピンクのドレスを着た井上がステージに登場。大園、田村保乃と共に「ずっと 春だったらなあ」を歌い始めると、会場はどこか感傷的な空気に。
そんなムードを振り払うかのように、井上は松田との“ふたりな”コンビで「On my way」を力強い歌声と満面の笑みで披露。曲中、お互いに対してやBuddiesに対して「大好きだよ!」と叫ぶ場面もあり、客席からは歓喜の声が湧き上がった。

ソニー・ミュージックレーベルズ
発売日: 2025/10/29













































