
timeleszの原嘉孝が12月19日、都内で開催された映画「初恋芸人」初日舞台あいさつに、沢口愛華、ハニトラ梅木、夏目大一朗監督と共に出席。原の“お笑い勘”をハニトラが絶賛した。
映画初主演となる原「ワクワクが止まりません」
本作は、特撮番組の脚本執筆やUMA(未確認生物)研究家としても活躍している中沢健氏の作家デビュー作である恋愛小説「初恋芸人」の映画化作品。映画初主演となる原が、売れないピン芸人・佐藤賢治を演じる。
公開日を迎えた心境を聞かれた原は「撮影したのが1年半前ぐらいなので、ここまで長かったなという感じですけど、今日から皆さんに全国で見ていただけると思うと、ワクワクが止まりません」とコメント。続いて観客に向けて「皆さんの力をお借りして、ぜひ盛り上げてくださるとうれしいです」と呼びかけた。
印象に残っているシーンを尋ねられると「43分20秒からの長回しのシーンがある」とアピール。そして「僕が爪を噛んで、その後、沢口さんとの2人のカフェのシーンがあるんですけど、実はそこ、まったく画角が変わらないんですよ。5分弱の長回しなんですけど、ゆっくりアップにはなっているんですけど、それだけのシーンなんです」と説明した上で、「僕たちは長回しと聞いていなかった」と打ち明けた。
長尺のカットになるとは聞いていなかったものの、「1発オッケー出ちゃった」と原が振り返ると、沢口も「わざわざ監督を呼び出して『本当に大丈夫ですか』みたいな詰め方をした(笑)」と回顧。夏目監督は「はじめは僕もたぶんカット割りする予定だったんですけど、やっぱお2人の緊張感というか、あれがバーっと続いて、『いや、これは1発で見せた方がいいんじゃないかな』ってなった」と経緯を伝えた。

劇中の漫才シーンを述懐「原さん、ものすごい“お笑い勘”がいいので」
また、佐藤の同期である芸人・須藤雄太役のハニトラは「原さん、ものすごい“お笑い勘”がいいので、めちゃくちゃアドリブを入れてくるようになった」と劇中の漫才シーンを述懐。さらに、「ちょっと注意していたのが、本当に原さん“お笑い勘”がいいので『面白くなりすぎるなよ』と」「売れてない芸人ですからね。最初の頃は、どうしてもリズムが面白くなっちゃうから、ダメですよと」と売れない芸人の役にもかかわらず、持ち前の“お笑い勘”で面白くなってしまう原について語った。
原は「細かくチェックしてもらって、『この言い方だとちょっと面白くなっちゃいますよね』みたいな。もっと間を取ってみましょう、とか」と面白くならないように工夫したことを告白。ハニトラは「みるみる面白くなくなっていくので、すごいなと思いました(笑)」と称賛した。
◆取材・文=山田健史
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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