
期待と葛藤が交錯する中盤以降のパフォーマンス
中盤以降は、STU48と巡り合ったことで幸せになってほしいという願い、4期研究生の加入によってグループに新たな風をもたらしたいという期待が表現された。一方で、理想と現実の狭間で葛藤しながらも前へ進む意志を感じさせる楽曲が並び、研究生それぞれの内面が浮かび上がる構成となった。
「息をする心」でセンターを務めた屋木優菜は、「前日のリハーサルから緊張していましたが、皆さんの声援のおかげで、今までで一番うまくパフォーマンスすることができました。ありがとうございます」と笑顔でコメント。「大好きな人」でセンターを務めた高村栞も、「みんなで一つのものを作っていると感じられて、とても楽しかったです」と振り返った。
続く『暗闇』では、センターの島田紗香が「毎日、膝にアザをたくさんつくりながら練習してきました。今日はスポットライトを浴びながら、感情を込めてパフォーマンスできたと思います。皆さんの顔を見た瞬間に、緊張がほぐれました」と、これまでの努力を語った。
本編ラストでは藤田愛結が「私たち4期研究生の『さあ 未来を探しに行こうか?』公演は、まだ始まったばかりです。これからも力を合わせて頑張っていくので、応援よろしくお願いします」とあいさつし、『瀬戸内の声』を披露。

「ここからが始まり」未来へつながるアンコール
アンコールでは藤田が「不安でメンタルが沈んでしまった時期もありましたが、今日この景色を見て、頑張ってきて本当によかったと思いました」と率直な思いを明かし、濱田美惟も「この景色を忘れず、ここからさらに盛り上げていきたいです」と感謝を伝えた。
最後は「夢力」で締めくくり、4期研究生18人はSTU48の一員として、確かな第一歩を踏み出した。
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