世界190カ国で配信が開始したNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」。本作は、原作完結を迎えてから初めての映像化ということで、原作ファンからも大きな反響を呼んでいる。
そんな同ドラマにて主人公・藤沼悟(古川雄輝)のアルバイト先の同僚で、女子高校生・片桐愛梨を演じる優希美青にインタビューを行った。
――まず、本作に出演が決まったときの感想を教えてください。
「僕だけがいない街」って、映画もアニメもあるすごい作品なので、「まさか私が」というのが正直な感想です(笑)。「うそー! うれしい!」という感じだったんですけど、徐々に実感が湧いてきてからは、プレッシャーを感じていました。
やはり原作ファンの方もいらっしゃるし、その方々が満足いくように頑張らなきゃいけないということで、撮影初日はすごく緊張しました。でも、原作をいっぱい読んで「自分らしく頑張ろう」と思って頑張りました。
――原作を読まれた感想は?
怖かったです(笑)。すごくハラハラして、「犯人に出会ってしまったらどうしよう?」とか、「後ろから人が出てきたらどうしよう?」って思いながら読んでいました。普段、漫画はあまり読まないんですけど、すごく楽しめました。
――映像化された作品が以前にあったということで、意識はされましたか?
演じる方としては「それはそれ、これはこれ」と割り切ってやらないと駄目だなと思いました。「私は、ドラマの片桐愛梨をやろう」と思って、役作りに臨みました。
――役作りとしては時系列も複雑ですし、悟(古川)と相対するときの互いの印象も異なりますよね。苦労されたことはありますか?
はい。最初に台本を読んだとき難しくて、「あれ、この時は(悟と)出会っていていいんだっけ?」「あれ、これはどう思っているんだっけ?」って。現場でその都度「ここは知らない人なんでしたっけ」というやりとりがありました。そこは周りのスタッフさんにも教えていただいて、きちんと理解しながらやっていきました。
“リバイバル”って他の作品ではないですし、もちろん現実でもないので(笑)、正直どう捉えていいのか分からなかったんです。でも、台本を読んでいくうちに、この作品の1つの魅力であるリバイバルをうまく表現したいな、と考えました。
――リバイバルはないでしょうけど(笑)、「デジャブ」のような出来事って日常的に感じることはありますか?
あります。私の夢ってすごくリアルで、今も別の作品を撮っているんですけど、帰ってからもその現場の夢を見るんですよ。監督に怒られている夢とか(笑)。先輩に失礼なことを言っちゃって気まずい雰囲気になる夢とか。
だから「あれは夢だっけ? この間この人に会ったっけ?」と錯覚することはあります。「この前見たことある! でも、夢の中だっけ? 実際に会ったかな?」というような感じで(笑)。
優希美青(ゆうき・みお)
1999年4月5日生まれ 福島県出身
2012年、「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン2012」で グランプリを獲得して芸能界入り。2018年3月17日(土)公開の映画「ちはやふる -結び-」に新キャスト・花野薫役で出演することが決まっている。
「僕だけがいない街」
Netflixにて世界190カ国に配信中
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