今、全米で注目を集めているディズニー・チャンネルのスター、セレーナ・ゴメスが主演を務めるドラマシリーズ「ウェイバリー通りのウィザードたち」のテレビ映画版「ウェイバリー通りのウィザードたち/ザ・ムービー」が3月19日(金)、CSのディズニー・チャンネルで日本初放送。それを記念して、ディズニー・チャンネルでは、ドラマシリーズの初放送エピソードを含む特別編成を放送することを発表した。
「ウェイバリー通りのウィザードたち」は、修行中の魔法使い・アレックス(セレーナ)、ジャスティン、マックスの兄弟げんかを描くコメディードラマ。ルッソ家のアレックスたち兄弟は、人間と結婚するために魔法をあきらめた元・魔法使いの父親と人間の母親の間に生まれた。近い将来、一番優秀な者だけに魔法の能力が残り、ほかの2人は魔法が使えなくなってしまうため、3人は毎日修行に励んでいる。だが、その魔法を使って学校のテストでズルをしたり、兄弟げんかをするなど、毎回大騒動を起こしている。
「ウェイバリー通りのウィザードたち/ザ・ムービー」は、ルッソ一家がバカンスに出掛けたカリブ海が舞台。そこでアレックスは、誤って両親がお互いと出会う前の状態に戻るという魔法の呪文を掛けてしまう。独身の身となった両親を出会わせ、再び恋に落ちさせようと、仲介役のマックスは大奮闘。一方、アレックスとジャスティンは、その呪文を解くため、魔法の石を探しにジャングルへ向かう。
セレーナは「映画を撮ると聞いた時、初めは冗談だと思いました。ディズニーのオフィスにいたら突然『映画を撮るよ』って言われて。でも楽しかった! ほかの出演者と一緒にちょっとしたバケーション気分でよかったですよ」と振り返った。
作品については、「とてもすぐれたファミリー映画だと思います。私の番組やディズニーの番組のすごくいい点は、まさにファミリー向けであるところです。この作品の魅力は、親と一緒に見に来た子どもを笑わせるところだと思います。テレビ映画版でも『ウェイバリー通りのウィザードたち』の心温まるストーリー、アクション、冒険、コメディーを家族で楽しんでほしいですね」と見どころを紹介した。
好きなシーンについては、「アレックスが母親と口論するシーンです。そこまで役作りをするのが面白かったので。アレックスはふだんは勝気だけど、映画の終わりには変わっています。それに(母親役の)マリア(・カナルズ・バレラ)も素晴らしくて、後で仲直りするのも見事な演技でした。これまで(役の中で)親子げんかはあまりなかったけど、見事な演技で見てもきっと面白いと思います」と話した。
また、「アクションシーンは全部自分でやったので、すごく楽しかった。身代わりのスタントの人もいたんですけど、自分でやってみたかったので。撮影が終わって、この映画でこんなに運動させられるとは思いませんでした。教えといてくれたらよかったのに。この映画ではやることがいっぱいあって、それも運動ばかり。私は運動はそんな得意じゃないから…」と苦労話も。一方で、「いくつかのシーンではビーチに行きました。本当にきれいで、仕事を忘れそうでした。もちろんカメラで撮られているんだけど、ビーチでの撮影は本当に楽しめました」といい思い出もできた様子。
自身が演じたキャラクターについては、「アレックスの役はすごく親近感があるので好きです。私自身はアレックスほどトラブルには遭わないけど、本当に共感できます。兄弟、学校、学校のいじめっ子、親子げんかといったトラブルに立ち向かっていて。アレックスはティーンの女の子なら誰でも経験することをしていると思います」と親近感を語った。
最後に、「ぜひ私たちの冒険をじっくり見てほしいですね、本当に楽しみながら作った映画なので。映画を見たファンがどんな感想を言うか、待ちきれない感じです。みんなで洞窟(どうくつ)を進み、ジャングルを進み、ビーチに行き、ニューヨークに戻る。登場人物がいろんな場所で、いろんな面を見せてくれます。どういう評価を受けるか楽しみで待ちきれません!」とファンにメッセージを送った。
3月19日(金)夜7:00-9:00ほか ディズニー・チャンネルで放送