12月28日の放送で折り返し地点を迎えた連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。葵わかな演じるヒロイン・てんが、夫・藤吉(松坂桃李)らと共に寄席の経営を拡大させ、日本中に「笑い」を届けるべく奮闘している。
制作統括の後藤高久氏も「ヒロインはいつも笑っている役なので、笑顔の素敵な人を選びたかった」とヒロイン抜てきの理由を明かしているが、放送開始当初より葵の笑顔は「作品にぴったり」と好評を博していた。
そんな葵だが、芸能界入りの理由は「クイズ番組のピンポンを押したかったから」。
「やるからには、全力で」と力強く話す葵に、あらためてこれまでの軌跡と、“朝ドラ”ヒロインのその先について話を聞いた。
きっかけはクイズ番組への憧れ
──まず、芸能界に入るきっかけを教えてください。
小学校5年生くらいの時に、当時すごく好きだったクイズ番組の“ピンポン”を押したくて(笑)、母にそのことを話したら「じゃあ、オーディション受けてみる?」と言われたんです。そのオーディションの写真を撮りに行った先でスカウトしていただいたのが、この世界に入るきっかけでした。
テレビの世界に入りたいと思っていたわけではなかったのですが、「どうする?」と聞かれて、「え、やってみる!」と答えて。「近所の公園に行きたい」くらいの感覚で、決めてしまったんですよね(笑)。
──では、芸能界から葵さんに近づいてきたという感じなのですね。
たまたまで、ラッキーだったんだと思います。飽きっぽい性格なんですが、“お仕事”だっていう意識だったり、両親から掛けられた「やるなら、ちゃんとやりなさい」っていう言葉が心に残っていたこともあって、ずっと続けてこられました。
どんな分野にもチャレンジを
──事務所に所属されてからは、CM出演が決まり、ドラマデビュー、そしてアイドルユニットへの参加と、幅広く活動されています。心境の変化はあったのでしょうか?
私自身が変わったということはありませんが、新しい分野に挑戦してみる気持ちは自然と生まれてきました。
実は、タレントさん、モデルさん、女優さん、歌手さん…のように、テレビで活躍する方々に肩書きがあることすら知らなかったんです。それで、特に意識はせずに、いろいろなことをさせていただいていましたね。アイドルをやっていた期間は短かったので、「アイドル出身の」と言っていただくのは、何だか申し訳ない気持ちになるんですが…。
──では、活動の軸は、やはりお芝居だったのでしょうか?
そうですね。どれも真剣にやっていましたが、ベースはずっとお芝居にあったような気がします。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかにて放送
※2018年は1月4日(木)から
【HP】http://www.nhk.or.jp/warotenka/index.html
◆連続テレビ小説「わろてんか」のニュース記事まとめはコチラ!◆
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!