【紅白リハ】OP映像で取材陣から感嘆の声!過去の演出とは一線を画す
12月31日(日)に放送される「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)のリハーサルが行われ、ミュージカル映画さながらの「グランドオープニング映像」がお披露目された。
渋谷のスクランブル交差点やセンター街といった風景をバックに、出演者全46組がリレー形式で紅白の舞台・NHKホールへといざなう。オープニングテーマは連続テレビ小説「ひよっこ」の音楽を手掛けた、宮川彬良による書き下ろし。ステージングはPerfumeなど多くのアーティストの振り付けを手掛け、「恋ダンス」の生みの親でもあるMIKIKOが務める。
その完成度の高さに、ステージ上の出場歌手たちからは拍手が。興奮冷めやらぬ様子で賞賛の言葉を並べる、記者の姿も散見された。
昨年の「紅白」では、出場歌手が客席を通って入場。「客席とステージの距離をできる限り近く」という、演出コンセプトにふさわしいオープニングだった。
2015年は幕が上がると出場歌手が勢ぞろいしているという、シンプルな演出。2014年は、出場歌手がステージ上の大階段を順に下りて来る“Mステスタイル”。その前年は、NHKホールの外観を使ったプロジェクションマッピングの後、のん(当時は能年玲奈)と「あまちゃんスペシャルビッグバンド」による演奏が行われるというものだった。
過去には、巨大なプレゼント・ボックスが開くと出場者がいるという粋な演出もあったが、今年は例年になく特別な幕開けとなりそうだ。