5月29日(土)から公開される映画「ヒーローショー」のマスコミ披露試写会が12日、都内で行われ、主演を務めるジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介、ちすんと、井筒和幸監督が舞台あいさつを行った。
本作は、井筒監督の3年ぶりとなる新作。気弱な青年ユウキ(福徳)が、ヒーローショーのアルバイト先で出会った仲間たちの抗争に巻き込まれていく物語だ。
映画初出演で主演を務めた福徳は「この仕事をもらった時には、絶対にドッキリやと思いました。撮影初日がネタばらしや思って。でも、明け方まで撮影して、こんなしんどいドッキリがあるはずがないって思いました」と本音を。一方、後藤は「監督のこだわりがすごくて、ペンを置く位置を決めるだけで30分くらい悩んでいた時には“マジか”って思いました」と撮影中のエピソードを披露した。
井筒監督はジャルジャルの起用について、「実は、何組かノミネートしてもらった中でスタッフたちは別のコンビを選んでたの。でも、おれだけは“こいつら2人や”って言ったんや」と明かし、「この2人を迎えることができて、やったなという気持ちはあります。これから芸能界を荒らしていって」と激励した。さらに、「若い子のために作った映画です。この映画を見た学生や若い会社員が、2、3日休んで考えようと思うくらいの映画になれば」と作品に込めた思いを語った。
最後に、後藤は「迫力のあるシーンが多いので、皆さん心して見てください」と呼び掛けた。
5月29日(土)より角川シネマ新宿ほかにて全国ロードショー