『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第四章「天命篇」が1月27日(土)、劇場上映開始となる。公開を前に、デスラー役の山寺宏一に話を聞いた。
「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクし、2012年から2014年にわたって劇場上映からTV放送まで展開した「宇宙戦艦ヤマト2199」。「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」はその続編となる完全新作シリーズで、2017年に第一章「嚆矢篇」、第二章「発進篇」、第三章「純愛篇」が公開されている。
――『2199』のあのラストから、ほぼ4年ぶり。久々にデスラーを演じられた感想を教えてください。
第四章のポスターに「久しぶりだねヤマトの諸君―――。」と書いてありますが、まさにその気分でした。『2199』では人数も多く、ヤマト側とガミラス側で別けないとスタジオに入れないということや、別録り等もあり、皆さんとなかなか一緒に撮る機会がなかったんですが、今回『2202』第三章のラストで初めてヤマトクルー(乗組員)の前でアフレコをしました。「感謝の極み」という一言でしたが緊張しましたね。
――第三章は本当に最後の一言でした。ということは待ち時間はかなり長かったのでは?
アフレコは1話ごとに収録していますので約30分ですが、僕としてはこれまで『2202』に全く関わっていませんでしたので、皆さんから色々伺い、楽しく勉強しながら待っていた感じです。妻(田中理恵さん)がずっと山本玲役で出ているので、大体の事は聞いていましたが、実際にはアニメ本編を見ているわけではなかったので「なぜ? どういうこと?」みたいな(笑)。
『宇宙戦艦ヤマト』を中学一年生から夢中になって見ていた僕としては、いちヤマトファンとして昔とどう違うんだろうというのが凄く気になっていました。『2199』もそうだったけど、『2202』では元の作品と何が同じで何を変えてくるんだろうと。
かつての作品が素晴らしいからこそ、それをベースに作られているのは間違いないのでいちいち気にしなくてもいいんですけど、新しいヤマトが生まれてどんどん膨らんでいっている。それぞれの陣営が色んな事を抱えていて、それぞれのキャラクターも深く描いている。出てくる人物がみんなそうですよね。それでいて、色んな部分で納得がいくというか。非常に緻密ですよね。そこが少しづつ垣間見えてくるのが第四章になります。
2018年1月27日(土)より、全国29館にて期間限定劇場上映
【HP】yamato2202.net/
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