渡部暁斗がキング・オブ・スキーの座をかけて再び金メダルへ挑む! ノルディック複合【平昌五輪みどころ】
日本のメダルラッシュに沸く平昌五輪もいよいよ終盤戦。ノルディック複合は個人ノーマルヒルに続き20日には個人ラージヒルが開催。ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗が悲願の金メダル獲得に挑む。渡部が金メダルを獲得するための条件や各国のライバル選手を荻原次晴氏の解説とともに紹介します。
真の世界一を目指す日本のエース 渡部暁斗(わたべあきと)
ノーマルヒルでは前半のジャンプで3位につけ、トップと28秒差でのスタート。ラストはエリック・フレンツェルとの壮絶なデッドヒートの末、1つ順位を上げた2位でゴール。見事二大会連続銀メダルを獲得した。ラージヒルでは初の金メダル獲得を目指す。
「金メダルへの条件」前半のジャンプで15秒のリードが欲しい
長野五輪ノルディック複合日本代表の荻原次晴氏に、渡部の金メダル獲得の条件について聞いてみた。萩原氏は「前半のジャンプで首位に立てるか、2位以下の選手を何秒離してクロスカントリーに臨めるかが鍵です。目安として15秒あれば安心できる。風の条件が整い、いいテイクオフで最高のジャンプができたら金はいけるはず」と語る。
欧州の手強いライバルたち
「現在W杯総合ランキング2位のヤン・シュミット、ソチ五輪金のヨルゲン・グラバックのノルウェー勢と、世界選手権で4種目制したヨハネス・ルゼックらドイツ勢が強敵となるでしょう」と萩原氏。ノーマルヒル金メダルのエリック・フレンツェル(ドイツ)らを加えた激戦が予想される。
放送スケジュール
【個人ラージヒル】「前半・ジャンプ」2/20[火]夜6.45-7.55(夜6.45-7.30はNHK Eテレ)NHK総合「後半・クロスカントリー」2/20[火]夜9.35-10.45NHK総合
※放送スケジュール内の録画放送は[V]で表記。また、都合により日程、内容は変更になる場合があります