松岡昌宏「家政夫のミタゾノ」復活!「鏡に写った(女装姿の)自分に思わず『おかえり!』」
テレビ朝日系で放送され、大きな話題を呼んでいた「家政夫のミタゾノ」が1年半振りに復活することが決定。主演の松岡昌宏が演じる女装した家政夫・三田園薫のビジュアルが公開された。
同ドラマは、派遣された家庭や家族の内情をのぞき見した三田園が、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。2016年10月クールに金曜ナイトドラマで放送され、幅広い世代から大きな反響を呼んでいた。依頼人の家庭の事情を勝手にのぞき見ては、すべてぶち壊していく姿に魅了された人も多いだろう。放送終了後から続編を望む声が数多く寄せられ、ついに待望のカムバックが実現した。
そんな松岡演じる三田園薫は、男性ながらに掃除・洗濯・料理・子守などの完璧にこなす“スーパー家政夫”。そんな三田園だが、無表情で何を考えているか分からない上に、女装しているため不気味な一面も。派遣される家庭に隠された秘密を知った三田園は、それを表沙汰にするべく周到な罠を張り、その家族の化けの皮を剥がしていく。そして、家族は崩壊を迎えてしまう…!? だが、それが結果的に家族の再スタートを促すきっかけになり、家庭に溜まった“汚れ=問題”をキレイにしていくことに。
家庭を崩壊させ、再生へと導いていく“ダークヒーロー”のスーパー家政夫・三田園薫。家庭を壊したのちに、再生させるまでの過程を爽快感たっぷりに描いた同ドラマは、そのシュールな内容に松岡の女装という衝撃的なビジュアルも強烈なインパクトのひとつ。「まことに痛み入ります」という三田園の決めぜりふがまた聞けるのも待ち遠しい人が多いはずだ。
今作は、消息不明だった三田園がある日突然、戻ってくるところからスタート。空白の期間、三田園にはいったい何が起きていたのか…その秘密も気になるところだ。そして、今作ではどんな家庭に派遣されることになるのかも見どころとなっている。また、性格には“難アリ”の三田園が、毎回披露する卓越した知識と家事の裏技も実践できるお役立ち家事ばかり。ドラマのストーリーもさることながら、今すぐ使える家事テクニックにも注目しよう。
再び三田園を演じる松岡は、「1年半前にこの作品と出会い、キャラクターを作り上げていく段階で妙な手応えがあったんです。僕たちが子どもの頃に見ていたような、“面白いテレビ”“むちゃくちゃな設定でも面白いドラマ”がやりたい、っていう思いが形になったのが『家政夫のミタゾノ』でした。それをまたこうやってやらせていただけるのは、役者冥利につきますね。スタッフも、僕ら役者サイドも、本当にうれしいです」と満面の笑みで喜ぶ。
前シリーズについては、「本当に反響がすごかった! ジャニーズ事務所の後輩たちや役者仲間、飲み仲間といった自分の身内だけでなく、街中でも…。オンエア中は、街で『松岡さん』じゃなくて『三田園さん』って声をかけられることが多かったんです。役名で声をかけられるなんて初めての経験だったので、あらためて『テレビってすごい影響力だな』って感じました」と、ドラマの影響力が絶大だったようだ。
1年半ぶりに三田園薫に変身した松岡は、「今日、久々に三田園になったわけですが、案外すんなり戻れたことにびっくり。メークを終えて鏡に写った自分に思わず『おかえり!』って言ってしまったくらい。それくらい自分の中に染み付いていて、それが残っていたんでしょうね(笑)」とうれしそうに語ってくれた。
また、三田園のキャラクターについては、「『こうしよう』『こう演じよう』と考えるよりも、キャラクターが勝手に動いていく感じ。表情ひとつとっても、演技プランとは違った方向に動いていくんです。大抵のことは現場で話している中で生まれていました。前作でも監督がけっこう面白がっていまして、『もしもパート2があるならチャイナドレスを着せたい』と言われていたので、きっと今回着ることになるんだろうな(笑)。でも、面白いと思ったことはなんでもやりますよ!『何でも来い!』です」と、さらなるパワーアップが期待できそうだ。
最後に松岡は、「前作のラストから1年半経った、今の三田園を楽しんでいただけると思います。間違いなく面白いものになりますので、期待してください」とアピールしていた。