浅田真央に金の「ウイダー」贈呈、これで4年後は金メダル!?
森永製菓株式会社は「ウイダー」ブランドにおいて、'08年より実施している女子フィギュアスケート選手・浅田真央の「栄養・トレーニング」サポートプロジェクトを継続することを発表。7日、都内で記者発表会が行われ、浅田と、彼女を支えたストレングス＆コンディショニングコーチ・牧野講平氏、ウイダー管理栄養士・河南こころ氏らが出席した。
同プロジェクトは、栄養サポート、トレーニングサポート、広告契約の3つが主な内容。栄養サポートでは、スポーツ栄養の専門分野に特化した管理栄養士である河南氏を派遣。浅田が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日常の食生活からトレーニング・練習・試合のすべての面で適切な栄養摂取を行えるようサポートしている。トレーニングサポートでは、専属のストレングス＆コンディショニングコーチ・牧野氏を派遣。けが予防と演技向上のためのエクササイズを指導している。また、広告契約では、「ウイダー」ブランドのスローガンである「Power Your Life.」を体現する存在として、CMなどの広告物に浅田が出演している。
浅田は同プロジェクトについて、「自分のために2年間サポートしてくださって感謝しています。トレーニング面では2年間けがすることもなかったですし、継続してきてよかったと思います」とこれまでを振り返った。また、2年間一緒にトレーニングを行ってきた牧野氏は浅田について、「（出会った）最初から世界チャンピオンですごい体力値を期待していたが、最初は予想を裏切って、そうではなかった。でも、頑張り屋さんで毎日こつこつと、トレーニングは地味だが、嫌がることなくフィギュアのために努力していた」とコメントした。
一方の浅田は牧野氏について、「毎日一緒にリンクで手助けしてもらったり、練習後のトレーニングにも支えてもらっていたので感謝しています」と一緒に努力をしてきたことを明かした。さらにトレーニングについては、「最初は思ったより（体の）バランスが悪かったが、やりながらだんだん安定してきたのが分かりました。スケートとは違ってリフレッシュにもなりましたし、充実していて楽しかったです」と前向きに取り組んでいた様子だった。
栄養面でサポートしてきた河南氏は浅田について、「食に対する意識が最初から高かった。さすがトップアスリートだなと思った」とコメント。また、忙しい浅田を気遣い、移動中や家で栄養のことを学べるように「えいよう新聞」を考案。「楽しみながら分かりやすく伝えられたらというのと、忙しくて（浅田と）話をする時間があまりないので（作った）。栄養面はもちろん、試合の当日の食事はどのように取るかなどを載せた」と細かな部分まで配慮した新聞に、浅田も「新しい発見をしながら競技に役立つことが分かりました」と感謝を述べていた。
同社の2年間の支援を受け、バンクーバーオリンピックでは銀メダルを獲得した浅田だが、今後について聞かれると、「ソチオリンピックに向けて頑張ります。まずは1年1年自分ができることを精いっぱい頑張っていきたいです」と語り、早くも4年後を見据えていた。また発表会の最後、浅田のために作られた特別な金色の「ウイダー」を贈呈されると、「自分の顔がパッケージに入っているのはびっくりしたけどうれしかったです。世界に1つしか…、あっ3つですか？ 記念に絶対とっておきます！」と最後は19歳のあどけない笑顔で会場を和ませていた。
なお同社では、サポートプロジェクト継続を記念し、5月31日（月）までの期間にウイダーオンラインショップで「ウイダーinゼリー」を1ケース購入した人全員に浅田のサイン付きポストカード3枚セットをプレゼントするキャンペーンを行っている。
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