王林「“限りある人生を、桜のように生きていきたい”という思いが込められた歌詞です」
――そして、“死生観”を歌った歌詞ですね。
とき:何かで上手くいかないことがあれば人は文句を言うけど、桜はどんなに目立たない場所に立っていても文句も言わず、毎年どこの桜にも負けずに大きく成長しています。そう考えると、私たちがいつも悩んでいることは、もしかしたらちっぽけだったかもしれない、もっとこうしたら上手くいったかもしれないと思えるかも知れません。何も文句を言わずに、力強く咲いている桜のように生きたいと思えるような歌詞になっています。
王林:私たちは限りある人生を生きています。その中で、たくさんの人と出会い、いろんな感情を持ちます。桜は、桜守という方々によって毎年、奇麗な花を咲かせます。桜も人も、人との繋がりがあり、何度でも咲くことができます。今年見た桜を、また来年見られるとは限りません。大切な人が、いつまでも隣にいてくれるとは限りません。“限りある人生を、桜のように生きていきたい”という思いが込められた歌詞になっています。
ジョナゴールド:この曲は桜と人間の一生を対比させた曲です。桜は桜を守ってくれる人がいる限り生き続け、何年も花をつけますが、私たち人間は必ず終わりがあり、今隣にいる人がずっと隣にいるのかなんて分かりません。そんな儚い人間だけど、どんな状況も耐え抜く桜のように生きたい、という熱い気持ちが込められています。そして、“今近くにいる大切な人と、桜を見に行くことができる”というのが幸せだというのを教えてくれていると思います。
彩香:今まで死生感をテーマに歌を歌ったことはなかったし、聞く機会もなかったので、歌詞を渡された時、歌詞を理解するのに時間が掛かりました。桜と対比させたことで、生き続ける桜を少し羨ましいと思う反面、人には終わりがあって、その限られた時間の中でどう生きていけばいいのかということを、すごく考えさせられる歌詞になっています。
彩香「力強く咲き続ける、桜の様な生き方をしたい!」
――では、それぞれが思う聴きどころを教えてください。
とき:今回の曲も、また新しい曲調に挑戦しました。歌詞の意味やメロディなど含め、私たちも考えさせられました。レコーディングも2日間掛けて行われました、ただ歌うだけでなく、メッセージ性が強い曲なので、聞いている人に思いが伝わってほしいと思って歌いました。ぜひ、この曲を聞いて、大切な方との桜を見てほしいなと思います。
王林:「愛で繋いだ理想なら死なない」、この歌詞は私が好きな部分です。桜の木は樹木医の方々によって、死なずに毎年花を咲かせます。人生には終わりがあります。でも、愛はいつまでも心にあります。桜を大切な人と見る時に感じる、愛に包まれたような温かい気持ちは、いつまでも忘れません。そして、愛は不思議なパワーを持ち、私たちは愛に触れて頑張れていると思います。この曲で、皆さんに温かい愛で包まれたような気持ちになってほしいです。
ジョナゴールド:「101回目の桜」は今までの曲以上にレコーディングに時間を掛け、全部録り終わるのに2日掛けました。音の厚みや深みを出すために、ハモりやコーラスパートなどもたくさん入っています。CDで聞いてもライブで聞いても、それぞれの楽しみ方がある曲だと思います!
彩香:自分も歌っている「ただ生まれ変わり何度でも咲き誇る桜のように生きたい」という歌詞が、個人的にすごく好きです。私はこの歌詞を聞いて、自分の終わりある一生の中で、力強く咲き続ける桜の様な生き方をしたいなと思いました。
【RINGOMUSUME、100周年を迎える「弘前さくらまつり」の思い出を語る! に続く。同記事は3月23日朝6時アップ予定】
4月3日(火)発売 1000円(税込)
リンゴミュージック
■リリースイベント
3月24日(土)HMV record shop 渋谷(東京)
3月26日(月)HMV&BOOKS SHIBUYA(東京)
3月27日(火)アキバソフマップAKIBA(1)号店サブカル・モバイル館(東京)
3月27日(火)HMV record shop新宿ALTA(東京)
4月3日(火)ソフマップAKIBA(4)号店アミューズメント館(東京)
4月4日(水)アキバソフマップAKIBA(1)号店サブカル・モバイル館(東京)
4月4日(水)ソフマップAKIBA(4)号店アミューズメント館(東京)
4月5日(木)HMV エソラ池袋(東京)
■RINGO MUSUME ライブ2018「RINGOSTARS vol.2」
4月8日(日)弘前中三スペースアストロ(青森)
■りんご娘公式HP
【HP】www.ringomusume.com/rcms/
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