「ポプテピピック」参加アーティストらが描く新しい音楽の世界
NHK総合ほかで放送中の「名曲アルバム」は、クラシックやポップスなどの世界の名曲を、作品ゆかりの地の風景映像に乗せて放送している番組。
40年以上も続く同番組が、3月30日(金)に特番「名曲アルバム+(プラス)」(夜3:05-3:20)で、新たな映像・音楽体験を送る。
今回は、新進気鋭のクリエーターたちが、CGやアニメーションを駆使して、「フィガロの結婚」「パッヘルベルのカノン」「チゴイナーワイゼン」の3曲を独自の解釈で映像化する。
8bitゲームの世界で描く「フィガロの結婚」
モーツァルトが作曲したオペラ「フィガロの結婚」を映像化するのは、3月24日に最終回を迎えたアニメ「ポプテピピック」(TOKYO MXほか)の「POP TEAM 8BIT」パートを担当していた山下諒。
フィガロとスザンナの結婚式の1日を描いた喜劇で、全4幕・3時間にも及ぶ原曲。その世界を5分間に凝縮し、8bitゲームテイストのキャラクターたちで描く。
「パッヘルベルのカノン」の楽曲構成をCGで視覚化
同じメロディーが少しずつずれて重なっていく音楽「カノン」。
童謡「かえるのがっしょう」で用いられている輪唱もこの「カノン」の一種である。
バロック音楽の代表曲「パッヘルベルのカノン」は、この手法が使われており、3つのバイオリンが2小節ずつずれてまったく同じメロディーを演奏していく。
文字で書いてもなんのこっちゃ分からんこの曲を、大西景太がCGで視覚化。ピタッとはまる感覚があり、なんだか見ていて気持ちが良くなる映像に仕上がっている。
バイオリンの名曲「チゴイナーワイゼン」のテクニックに着目
超絶技巧がちりばめられたバイオリンの名曲「チゴイナーワイゼン(ツィゴイネルワイゼン)」。
モーニング娘。'15の「青春小僧が泣いている」(アナザーバージョン)などを監督した映像ディレクター・渋江修平が、同曲の映像化に挑戦。
バイオリニスト・南紫音の、演奏中の人並外れたテクニックを様々なアングルで撮影し、合成などを使って多角的に表現する。
3月30日(金)夜3:05-3:20
(※「フィガロの結婚」は夜3:05-3:10、「パッヘルベルのカノン」は夜3:10-3:15、「チゴイナーワイゼン」は夜3:15-3:20)
NHK総合で放送
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