音楽ファンに人気を集める子ども番組「ムジカ・ピッコリーノ」歌を届ける新シーズンが開幕!
架空の世界「ムジカムンド」で、人々から忘れ去られ、“モンストロ(怪獣)”になってさ迷っている“ムジカ(名曲)”を救う物語を展開する音楽教育番組「ムジカ・ピッコリーノ」(毎週金曜昼5:35-5:45、NHK Eテレ)。
3月まで放送されていた第5シリーズでは、メーンキャラクターだったアリーナ(斉藤アリーナ)が卒業を迎えた。
そして4月からは、“美しい歌”という意味を持つ船「ベルカント号」を舞台に新たなストーリーを繰り広げる。
今回、新シーズンから登場するオカモトショウ、長岡亮介、高沢英と、続いての出演となる西條妃華、佐藤奏が会見に登壇し、意気込みなどを語ってくれた。
新メンバーの3人は、番組に自信を見せる
「ベルカント号」の船長をつとめるジュリオ役のオカモトショウは「大役をいただけてとても光栄です。音楽にものすごいパワーを持った番組だと思いますし、そこに関われて、子どもたちが見てくれることが楽しみで仕方ないです。
これからみんなで楽しい音楽を作って届けられたらいいなと思っています」と話す。
サックス奏者のフローラを演じる高沢は「皆さん優しくて、素敵な方々で、こうゆう人たちと番組に出演できることがすごく光栄です。まだこれからが長いですが、このメンバーなら出来ると思っています」と胸を張る。
そして、機関士のロッソを演じる長岡は「自分でもどうなるか分かりませんが、楽しくやっています。見守っていただけたらと思います」と恥ずかしそうにうつむき気味にあいさつ。しかし、他のメンバーが言葉に詰まると「いーよー」と明るく声をかける場面もあり、リーダーシップを発揮している様子もかい間見えた。
5人のセッションそれぞれの音に“人”が宿る
パーカッションはオカモトショウが、ピアノを西條、サックスを高沢が、そしてギターを長岡が担当し、全員がボーカルとして歌を届ける同シリーズ。
キーワードとなる「歌」を合わせた時の感想を、ピッピ役の西條は「いつも私の周りにいる人たちとは違うすごい人たちと歌えるので、初めて歌った時はもう『わーお!』って感じでした!」と振り返り、そのかわいらしさに会場は笑顔にあふれた。
そして、ドラマーで機関士助手のルネッタを演じる佐藤は「普段、ドラムの演奏だけで、歌を歌うことってあんまりないんです。みんなで歌うと、1人ひとりの個性が出るので、楽しんで歌えています」
長岡は「音には人が出るなと改めて感じました。これからコミュニケーションも増えて、アンサンブルの感じ変わっていくでしょうし、どうなるのかなと思っています」と語る。
ロックバンドのイメージが強い2人が出演を決めた理由は?
子ども番組への出演はイメージにないようにも思えるオカモトショウと長岡。
出演を決めた理由について、オカモトショウは「歴史がちゃんとある番組じゃないですか? 出演している方ややってきた曲を見てみたら、音楽を子どもに分かるように伝えようとしているのは第一ですが、それ以上に“大人が音楽好きすぎて作っちゃってる番組”という印象を受けたんです。こういうものに関われるんだったら俺も何かやれることがあるんじゃないかと思えたんです」と明かす。
そして、長岡は「ヘタな音楽系の番組よりも、一番まっとうな音楽番組なんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。
毎週金曜昼5:35-5:45
NHK Eテレで放送
※4月6日(金)からは新シリーズ
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