大河ドラマ「いだてん」池波志乃が古今亭志ん生の妻を演じる『決意をしたのは、祖母の役だからです』
2019年1月から放送される大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合ほか)に、田口トモロヲ、山本美月、平泉成ら14名の出演が新たに発表された。
1964年の東京オリンピックが実現するまでの激動の52年間を描く同作。
今回は、前半の主人公、金栗四三(中村勘九郎)ゆかりの人物や、落語「東京オリムピック噺」を語る昭和の大名人・古今亭志ん生(ビートたけし・若年期=森山未來)の家族などを演じるキャストが明らかになった。
志ん生の妻・美濃部りんを演じる池波志乃は、出演にあたり「思うところあって、20年間近く休業していた女優をやらせていただく決意をしたのは、祖母の役だからです。35年前に演じていますが、若いときの祖母は私にとっても想像の人物でした。今回は今の私と同世代、そのころの『りん』は子ども心にもはっきり覚えています。」と心境を明かす。
そして「何より楽しみなのは、容姿以外はある意味そっくりな? 最高の『志ん生』ビートたけしさんと共演できること! 噺家のおかみさんとして、家族や弟子たちを下町の家で守ります」と意気込みを語った。
なお、番組タイトルの題字を美術家の横尾忠則氏が描くことも決定に。
横尾氏は「『いだてん』は『韋駄天』と書く。仏舎利を奪って逃げた鬼を追っかけて捕まえた神様のことを言うらしい。鬼よりも速い神様だったのだろう。『いだてん』とはとにかく走ることだということを子どものころから何となく知っていた。そんなわけで走り続けるドラマになってもらいたい」とコメントを寄せた。
ほか、新出演者は宮崎美子、志賀廣太郎、高橋洋(※高は、はしごだか)、小澤征悦、白石加代子、荒川良々、満島真之介、近藤公園、武井壮、井上肇。
2019年1月スタート
NHK総合ほかで放送
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