国際コンペティション映画祭「SKIPシティDシネマ映画祭2017」のオープニング作品として上映された映画「ANIMAを撃て!」が、3月31日から東京・新宿武蔵野館ほかにて公開となった。
本作は若手映像クリエーターの発掘・育成を目的に長編映画を製作する企画の第3弾として誕生。コンテンポラリーダンスを通し、本当の自分を見つけた女性・果穂が成長していく姿を描く。果穂役には本作が初演技にして初出演となる服部彩加、果穂と交流を深めていくドラマー・伊藤を映画「トウキョウソナタ」(2008年)で注目を集めた小柳友が演じる。ほか、中村映里子、黒澤はるか、藤堂海、大鶴義丹ら実力派俳優が共演。新鋭・堀江貴大監督がメガホンを取る。
そんな本作に出演する服部と小柳が、それぞれの役柄や苦労した点などについて語ってくれた。
服部と小柳の境遇と似ているところも!
――それぞれ役同様、ダンサーとドラマーの経験をお持ちですが、役には入りやすかったですか?
服部:脚本を読ませていただいた時、果穂がクラシックバレエから他のダンスに移行していく部分は、自分の境遇とも似ているなと思いました。私もクラシックバレエから新体操や競技ダンスに移っていったので、そう意味では共感しやすかったです。
小柳:僕は中学生のころから高校生までバンドを組んでドラムをやっていました。だから、夢をあきらめた伊藤に共感できる部分はありました。僕も、「いつかは武道館に立ちたい!」みたいな夢を抱いた時期がありましたから。伊藤は一度夢をあきらめるのですが、果穂との不思議な出会いにより、再びチャレンジします。脚本を読みながら、その部分はうらやましいなとも思いました。今回、僕は5年ぶりくらいにドラムをたたきました。
――2カ月くらい稽古をされたと伺いましたが、稽古ではこれまでの経験が生かされましたか?
服部:私の中でコンテンポラリーダンスはクラシックバレエをくずしたものという印象だったので、最初、コンテンポラリーダンスができるかと聞かれた時に、できると言ってしまったんです。でも、いざ稽古が始まるとだいぶ想像と違っていて苦労しました(苦笑)。もともと体を動かしていたので、体の柔軟性は生かせられたかなと思います。
3月31日から東京・新宿武蔵野館ほかにて公開中
【HP】http://anima-movie.com/
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