こぶしファクトリーが新体制の感触、つばきファクトリーとの合同コンサートを語る!【ハロプロ誕生20周年記念連載】
5月には、つばきファクトリーとの合同ホールツアーが控えています。率直な気持ちを教えていただいてもよろしいでしょうか?
広瀬「つばきファクトリーは研修生時代の同期も多いので、一緒にできてうれしいっていう気持ちはあります。でも、やっぱりまだ私たちだけの単独じゃ力不足だったんだなっていう悔しさももちろんありました。そこは本当に複雑な気持ち。でも今はうれしいとか悔しいとかっていうよりも、楽しみ!っていう気持ちが大きいですね」
野村「私も今は楽しみな部分が多いんですけど、やっぱりつばきファクトリーとはライバルであり仲間でもあるので、ちゃんとお互いのいい面を見せられたらいいなって。この機会だから一緒にシャッフルユニットをして、いろんないい面をホールコンサートで見せていきたいです!」
和田「二組でコンサートを作るっていう意味では、手を繋いで協力しあって、心を一つにしてお客様を楽しませたいですね。でも、つばきファクトリーのファンと、こぶしファクトリーのファンの方が見に来ると思うので、つばきファクトリーを応援してくださっている方にも、こぶしファクトリーのパフォーマンスを見てもらって、こぶしもいいなって思ってもらえるようにがんばりたいです!」
浜浦「すごくいい意味でのライバルなので、ホールコンサートで切磋琢磨できるんじゃないかなって。でも、このホールコンサートで“こぶし単独で立たせてあげたいな”ってお客さんが思うようなパフォーマンスをしたいです」
井上「つばきファクトリーとは、以前にハロー!プロジェクトの新グループのイベントで共演したことがあるんです。そのときは、カントリー・ガールズさんもいて3組だったんですけど、今回は2組。そのイベントの雰囲気は残しつつ、当時はBerryz工房さんの楽曲とかも披露しているので、そういう成長とかも見せられればなって。二組でやるからこそ、ちゃんとお客さんにいいものをお見せしたいですね」
ライバルのつばきファクトリーは、メジャーデビューからの勢いがスゴいと思うんですが、焦りとかを感じたことはありますか?
広瀬「つばきファクトリーは本当にメジャーデビューしてからの一年間のジャンプアップ感がすごい。勢いもあるし、グループとしてもまとまっていて、カッコイイと思う。こぶしファクトリーにないものをたくさん持っているなって。だから、うらやましいなって感じることもあるんですけど、でも、彼女たちにないものを私たちもたくさん持っている。ここは本当に自信をもって言えることなんですよ」
井上「焦りというよりは、自分たちができることをがんばっていますね。一人一人のスキルを上げることとか。私たちもまだまだフレッシュさを持って進んで行きたい。焦るというよりかは、私たちも、もっとこれから勢いをつけるぞっていう意気込みの方が強いかなと。相乗効果というか」
浜浦「焦りはないですね、特に。でも、やっぱりこぶしファクトリーの方が先にデビューしているので、合同コンサートで私たちの方が1つ上のパフォーマンスをできたらいいなと思います」
和田「グループのカラーも全然違うので。そういうところでは、お互いのあおり方とかも全然違うと思いますね」
野村「これまで5回のライブツアーを経験してきて、プライドもある。これまで学んできたこととか、自分が成長してきた面をホールコンサートで活かしていけたらいいなと思います。私とかこぶしファクトリーを、もっとつばきファクトリーのファン、応援してくださっているみなさんにも知ってもらえたらいいなと」
広瀬「つばきはこぶし、こぶしはつばきの上を行っている部分がそれぞれあると思うし、それは本当に対照的なところが多い。そういう中で、互いがないものを学び合いながら、いいところを吸収しあって、もっといいグループに成長するきっかけになれれば。個性はしっかりと尊重しつつ、お互いのいいところをしっかり吸収していきたい」
野村「でも、やっぱり負けたくはないですね。ちゃんと、自分たちの良さを伝えられる公演になったらいいなって思います」