井ノ原、内藤、波瑠主演3作品全て初回12%超え! テレ朝刑事ドラマ好調の一因に“熱さ”
待望の新作刑事ドラマ「未解決の女―」
そして、19日にスタートした「未解決の女 警視庁文書捜査官」は、正義感と情熱、直感を武器に、がむしゃらに事件解決へと奔走する刑事・矢代朋(波瑠)が、朋の“バディ”で文書解読のエキスパート・鳴海理沙(鈴木京香)と共に未解決事件の謎に迫る。
これまで「BORDER」(2015年ほか、テレビ朝日系)シリーズでのクール&キレ者の特別検視官や、「あさが来た」(2015-2016年、NHK総合ほか)などでの天真らんまんな“ふんわりヒロイン”の印象が強かった波瑠が、肉体派熱血刑事を見事に体現し、SNSでも大きな話題を呼んだ。
また19日はテレ朝史上初の試みで「警視庁・捜査一課長」の捜査一課長・大岩純一を演じる内藤が「未解決の女―」に、「未解決の女―」で主人公・矢代朋を演じる波瑠が「警視庁・捜査一課長」に、“同じ役で同日出演”を果たしたことも反響が。
「毎週やって!」「こうなったら『特捜9』メンバーも呼んでください笑」「今期やってないけど、右京さん(相棒)も出てほしいな」などと、意外なコラボに話題は持ちきり。
内藤も収録の際に「もし可能なら、これから毎週、お邪魔したいと思います!」とコラボ継続を熱望していただけに、今後もドラマの垣根を越えたコラボが期待できるかも?
「未解決の女―」の第2話は、「東京・港区女子中学生誘拐事件の捜査本部に召集された朋(波瑠)は、身代金の受け渡し役を任される。
一方、第6係にも誘拐事件の文書捜査の依頼が。理沙(鈴木)は、12年前に発生した誘拐事件との関連性を調べるうち、2つの事件の被害者が「かもめ」という言葉を残していることに注目する――。
3作品共に“熱い”主人公の刑事ドラマ
冒頭でも触れたが「特捜9」の直樹にしろ、「警視庁・捜査一課長」の大岩にしろ、「未解決の女」の朋にしろ、どんな形であれ“熱い心”を持つ人物たち。
4月といえば新生活が始まり、入学、卒業、人事異動とこれまでの人間関係がガラリと一変する時期。
老若男女問わず心細かったり、ひと肌恋しかったときに、熱いキャラクターを見て、後押しされたいという人たちの心理をうまく突いたということなのか、ドラマを見て自分自身を鼓舞したいという人が多いのか。
何はともあれ、第2話も数字をキープした2作品の“先輩ドラマ”の背中を追う「未解決の女」は、次回真価が問われそうだ。