PS2用恋愛シミュレーションゲーム「アマガミ」のインターネットラジオ番組「良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!」が配信1周年を迎えるにあたり、4月24日にファンを招いて番組初の公開録音が行われ、パーソナリティーの新谷良子、阿澄佳奈、ゲストの寺島拓篤が出席した。
ゲーム「アマガミ」は、プレーヤーが高校生・橘純一(声:前野智昭)を操り、6人のヒロインとの恋愛でハッピーエンドを目指すというもの。ヒロインの1人・桜井梨穂子を演じる新谷と、純一の妹・美也を演じる阿澄が同ゲームの魅力を伝えているのがこのラジオ番組で、同ゲームに出演した声優をゲストに迎え、作品の最新情報やキャストによるボイスドラマなどを披露している。また、アニメ業界に多数存在するといわれるアマガミファン=“アマガミスト”がサプライズ出演することもあり、突然、人気声優が登場してファンを驚かせてきた。イベントには新谷と阿澄がキャラクターと同じ制服に身を包んで登場。2人とも「ついにやっちゃったね」と微妙な顔をしながらも、制服のかわいさを楽しんでいた。
最新情報の紹介から収録が始まると、同作のコミカライズが「コンプエース」(角川書店)8月号からスタートすることや、6月25日(金)にラジオCD第6弾とドラマCD「『アマガミ』vol.6 棚町薫編」を発売することを発表。また、人気声優の神谷浩史がドラマCDにゲスト出演することが明かされた。神谷はビデオコメントを寄せ、「『アマガミ』大好きでございます! なんといっても梨穂子ですよ〜。このゲームのすごいところは、ラブラブルートのほかに疎遠ルートがあるところです。疎遠になったときの梨穂子はもう切なくて…。なんでこんなルートを作ったんだ! と思いながらも、疎遠になったのも自分の責任だということで一生懸命プレーしてます。これからも『アマガミ』を応援していきますのでよろしくお願いします!」と熱い思いを打ち明けた。梨穂子役の新谷は「見事に転げ落ちてくれましたね」と神谷のハマリっぷりを喜んでいた。
続いて、ゲームの中のシーンを取り上げて声優がアフレコを披露するコーナーや、ファン参加のクイズ大会などを実施。アフレコのコーナーでは、ゲーム中で“変態紳士”の異名を取る主人公の声を、思春期の男の子のムラムラ感たっぷりに阿澄が演じ、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。
また、主人公の友人である梅原正吉を演じるゲストの寺島は自身も大の“アマガミスト”であると語り、この日は“彼女”の七咲逢Tシャツに身を包んだ。寺島は視聴者からの相談コーナーで、現実での女性との会話の膨らませ方を聞かれ、「俺は正直、そういうときに全然動けないんだ…。今日も、両手に花ですが恥ずかしくてお2人の顔をろくに見ていません(笑)」と明かしながらも精いっぱい相談に答え、会場から温かい拍手を送られていた。
エンディングでは、キャストがそれぞれゲームと番組への思いをコメント。新谷は「こんなにたくさん“変態紳士・淑女”の皆さんがいるというのはすごいことですね(笑)。ぜひまた公録をやりたいです」と感想を語った。一方、阿澄は「とても楽しく収録させていただきました。『アマガミ』は本当にいい作品で、これを知らないなんて人生全部損しているようなものです」と熱烈にアピールした。
また、公録終演後には同ゲームが「アマガミ SS」としてTBSでアニメ化されることが発表された。アニメは「WORKING!!」(TOKYO-MXほかで放送中)などの平池芳正氏が監督を務め、声優はゲーム版と同様になるとのこと。また、ゲームではプレーヤーがどのヒロインと恋愛するかを決めるが、アニメでは6人のヒロインたちそれぞれにスポットを当てたオムニバス形式でストーリーを描くことが明かされた。
会場では最新PVが上映され、新谷は「キャラクターが動いてましたよ! すごくカワイイ」と興奮し、阿澄は「1年間ラジオをやってきましたから感慨深いものがありますね。この夏が楽しみになってきました」とコメント。寺島は「夏に放送なのに、今日初めてPV映像を見ました。というか、そろそろアフレコを始めないとマズイのでは…?」とソワソワした様子だった。また、「SSって何?」と3人そろって首をかしげ、その謎が明かされることを期待していた。
7月からTBSで放送開始予定
アニメ公式応援サイト
http://www.amagami-ouen.com/
ラジオ「良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!」
インターネットラジオステーション<音泉>で毎週月曜配信中
http://www.onsen.ag/program/amagami/
ラジオCD「『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』vol.6」
6月25日(金)発売 3000円(税込)ダブサエ・コミュニケーションズ
ドラマCD「『アマガミ』vol.6 棚町薫編」
6月25日(金)発売 3000円(税込)ダブサエ・コミュニケーションズ