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おしゃれな脳みそにダサい価値観がハマる? 小池栄子が“不道徳”な舞台に挑戦!

2010/05/11 23:12

「2時間の舞台を通しながら自分と向き合います」と小池
「2時間の舞台を通しながら自分と向き合います」と小池

劇団、本谷有希子 第15回公演「甘え」が5月10日に公演初日を迎え、主演の小池栄子と作・演出の本谷有希子が同日、都内で会見を行った。

劇団旗揚げ10周年、主宰の本谷自身も生誕30周年という記念すべき年に公演を迎えた本作。日本に実在した“夜這い”の文化をモチーフに、不道徳を描く。

小池は「自分の価値観と戦う女の子を演じるんですけど、自分に置き換えられる部分もあって、今まで築いてきた価値観とどう向き合っていくか、やりながら苦しんでます。この舞台は自分と向き合う時間でもあるので、日に日に精神はやつれていく感じです」と役を演じる感想を話した。

本谷は「役は小池さんを見て、私が作りました。脳みそがおしゃれで、価値観がダサい人って面白いなと思って、当ててみたらハマりました(笑)。私はテレビでしか彼女のこと知らなかったんですけど、本質的な部分を引っ張ってると本人が言うので、似ているのだと思います」とキャラクター像を明かした。また、舞台の仕上がり具合を点数で聞かれると「何点っていうか…“魂が有るか無いか”という話をすごくしていて、ちょっとは魂がある感じです」と出来栄えを語った。

タイトルにちなみ、甘える方?と聞かれた小池は「ちゃんと甘えますよ。特に今回の舞台は先輩たちばかりなので、けいこ場でもどっぷり甘えてます。みなさんが思ってるほど姉御気質でもないんですよ」と意外な一面を見せた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

劇団、本谷有希子 第15回公演「甘え」
5月10日(月)〜6月6日(日) 青山円形劇場
http://www.motoyayukiko.com

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  • 「2時間の舞台を通しながら自分と向き合います」と小池
  • 【写真】同情と罪悪感にかき乱されるヒロインを熱演
  • 母に逃げられた父を演じるのは、作・演出の本谷がオファーしたという大河内浩(写真右)
  • 本谷作品は「幸せ最高ありがとうマジで!」でも出演経験ありの広岡由里子(写真左)
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