【TOKIO会見全文3】質疑応答「解散をつまらないオブラートに包んでしまった」
TOKIOメンバー山口達也の不祥事を受け、2日都内で城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が謝罪会見を行った。以下会見での質疑応答の中編。
事件についての報告がないまま仕事を一緒にしていたことについて
長瀬:そうですね。会社に話が行ったときはつい最近だったようで。僕らも25日の自分たちのレギュラー番組の収録後に聞いて、理解できないまま次の現場に向かってという形だったので、正直まだ冷静に呑み込めていない自分がいるんですけど。やはり彼は一部報道で「怖くて言えなかった」という風に言っていると耳にしました。そういう精神状態の中で一緒に仕事をしていて、メンバーである自分たちがその異変に気づけなかったのが悔しい思いですね。
国分:収録が終わった後、リーダーだけいつもと違う場所で着替えるんですが、ここにいる4人が同じ場所に入りました。マネージャーからこういうことがありましたと聞かされました。何を言っているのかわからない状態なのですが、恥ずかしながら、その5分前までは一緒に収録をしていて、そこで山口の異変に気づくことができなかった、これは自分たちの情けないところだと思います。
ただ23年間これだけ長くやっているのに、なぜ一言もなかったのか本当に悔しい思いになりましたし、その翌日、僕は朝自分の番組で、今起きていることを語らなければいけない、でも何が起きているのか、僕も皆さんと同じようにテレビを見て知るような状況でした。
だからこそ何でその前に教えてくれなかったのか、相談がなかったのか、悔しい思いはありますけども。冷静に考えると、異変に気づけない自分、相談できる空気を作っていなかったグループとしての空気。そういうこともあったのかなと不甲斐なく思います。
松岡:いま国分が言ったように、事務所そしてメンバーになぜ言えなかったのか。僕らは気づかない間にそういう空気を出してしまっていたのかと。そんなつもりは一切なかったんですけど。
ただ一つ言えるのは…彼が会見で言っていましたし、ただあの時はまだ不起訴という状態が決まっていなかったので捜査の関係上言えないこともあったと思いますが…僕らが彼から聞いたのは、そういったことがあり、起きたら、いなかった。「帰ったんだな」と思ってそのままにしていた。なにも連絡がなかった。ある日突然家の前に刑事さんが二人来た。「山口さんですね、ちょっとご同行願えますか」と。それから事情聴取を3回した。
刑事さんが家の下に二人もいて、なぜその時点で事情聴取を受けた時に、事務所なりメンバーに告げなかったのかというのが、お恥ずかしい話、僕の中でもクエスチョンです。それが騒動の一つの原因なのかな。それも甘さなのかなと考えた時、どういう気持ちでテレビに出ていたのかと。自分が逆の立場ならそのメンタルはないです。