【TOKIO会見全文4】質疑応答「音楽活動は白紙。正直断腸の思いです」
退職願は事務所を辞めるという意味だったのか。
城島:ご迷惑をおかけしたということで、内容は事務所を退所しますということでした。本人もいっていたのですが、こういうことを書いたことがないから正解がわからないけど書いてきたと差し出してきました。
被害者に対して本人はどう向き合っていくと言っていたか。
国分:もちろん被害に遭った方が山口を許すかどうかわからないのと、もう一度、実際に会って謝罪したいと言っていました。しかし相手がそれを望むかわからないというようなことを言っていました。
ジャニー喜多川社長のコメントについてどう思ったか
松岡:自分たちにとっての親ですから。親にそんなコメントを出させるような情けない気持ちでいっぱいです。
城島:電話で話しました。社長には。怒られるものだと思ってましたが、どうなってるの?大丈夫なのか?その声がそういう風に言わせた自分たちが情けなく。久しぶりに社長の声を聴いたような気がしまして、心配していたかもしれませんが弱弱しいというか、時が流れた感じがして。23年デビューしてから流れてるんだな、まだ心配させているんだこのグループはという情けない気持ちでした。
長瀬:こういう形でのコメントで申し訳ないなという気持ちです。色々思うことや考えることがありましたけど、苦しくもありがたく受け取らせていただきました。
この一週間はTOKIOにとってどんな一週間だったか
城島:正直30日メンバーが全員そろうまでは、何がどうなっているのか、警察の結果が出ていない部分も含めて、話せない部分があるということだったので、本当に山口の会見くらいの情報しか自分も分からない部分がありました。情報源はスポーツ紙でしたり、ワイドショーを拝見させていただいたり。ゲストコメンテーターの方がいろんな意見があったり、ありがたい意見もあれば、叱咤激励も批判も含めて、聞いておりました。
そんな一週間だったのですが、正直、太一の心労と言いますか、その中でも自分の番組で自分のグループのことを伝えなければいけないという。ロケとかでも会うんですけど、長い付き合いですから口には出せません。横顔でその気持ちが痛いほど分かったんで、彼のそういう横顔を見ているのがつらい一週間でした。
松岡:この一週間、本当に被害に遭われた方と親御さんは一体どういう気持ちなんだろうと思いました。自分だったらどうするんだろう?絶対許さないと思います。そういうことと戦いながらテレビをみて、こういう状態になっているということを自分の中で整理しながら。僕らを知ってくださっている方々のコメントなんかが凄く痛くて申し訳なくて。言いたくもないであろう後輩たちもコメントをしなければいけない部分も多々ありました。こんな情けない先輩をもって、本当に申し訳ないと思いました。そんな一週間でした。
長瀬:事態を知って、そのまま次の現場に向かって。次の日に海外で仕事だったもので、彼の会見を見てから空港に向かい、同行するスタッフの方にまず謝罪をさせていただき、現地で撮影しながら、いろんな報道を見させていただきながら、いろんな気持ちになりました。
帰ってきて、こういう事態になってから初めて5人で会って、全て何も整理ができないまま、物事が進んで、その中で朝の報道番組で太一くんとかリーダーがコメントしているのをずっと見てまして。隣にいられないことが苦しくなりましたね。何かきっと4人、バラバラだったと思うんですけど、同じことを考えていたような気がします。
国分:この一週間は本当に複雑な気持ちが出た一週間でした。毎日のように山口、そして自分たちの映像が出たり、いろいろな方からアドバイスをもらったり、逃げ出したくなるような時もありました。でも今やっている自分の仕事は逃げてはいけない仕事だと思っています。これからも自分がやっている番組でこの報道が出ると思いますが、それもひっくるめて、これが今のTOKIOだと…思っています。複雑ではありますけど、この一週間は本当に色々なことを考えさせられた一週間です。ただ忘れてはいけないのは被害者の方、被害者のご家族が普段の生活に戻れる、それをこれからも考えていきたいと思います。