「かいけつゾロリ」シリーズの作者、本嫌いだった少年時代を告白
NHK総合にて5月5日(土)夜6時5分より、「かいけつゾロリ~作者・原ゆたかのハラハラのひみつ~」が放送される。
本番組は、「かいけつゾロリ」シリーズ(ポプラ社)を手掛ける作家・原ゆたか氏のアトリエで密着取材を敢行し、新作づくりの舞台裏に迫るというもの。その中で、原氏の“本嫌いだった”少年時代が明かされる。
キツネの「ゾロリ」が、“いたずらの王者”を目指して旅を続ける「かいけつゾロリ」シリーズ。発売開始から30年が経ち、全62作品が刊行されている。小学生が「朝の読書」の時間に選ぶ本のランキングでは11年連続1位に輝き、「本嫌いの子どもでも、この本だけは読む」と言われている。
なぜ、「かいけつゾロリ」シリーズは多くの子どもたちに愛されるのか。原氏自身の“ハラハラ”な半生を振り返りながら、その秘密を探っていく。
放送を前に、原氏は「次回作のゾロリを書きはじめた仕事場や、いつもやっていること、いつも考えていることなど、いっぱい取材されました。それがどう編集され、ほかの人に自分がどう映るのか、まだぼくも見てはいないので、今はまないたの上の鯉(こい)。とても不安です。
もしこれを見て原ゆたかを嫌いになっても、ゾロリとイシシ・ノシシのことは嫌いにならないでくださいね」とユーモアたっぷりなコメントを発表している。
なお、語りを務めるのは中川翔子。山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこら、アニメ版の声優陣も声の出演をしている。
5月5日(土)夜6:05-6:40
NHK総合にて放送