「島耕作」シリーズスピンオフ作品がドラマ化決定! りょうがまさかの「女性版・島耕作」に!?
日本テレビ系では、「島耕作シリーズ35周年企画『部長 風花凜子の恋』 会長 島耕作 特別編」を7月に2週連続で放送することが決定。同作品で、主人公・風花凜子役をりょうが務めることが明らかになった。
今年連載35周年を迎えた、弘兼憲史の大人気コミック「島耕作」シリーズ。1980年代中盤のバブル前夜から今日まで、大企業の中で働くサラリーマンたちの生きざまをリアルに描き、幅広い世代から愛されている。
現在も雑誌「モーニング」(講談社)にて「会長 島耕作」が連載中だが、同誌5月24日(木)発売号より、同作の最新スピンオフ作品「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子(かぜはなりんこ)の恋」が全6回(予定)にわたり掲載されることが決定した。
併せて、今回このスピンオフ作品のドラマ化企画も始動。7年ぶりのドラマ主演となるりょうが主人公・風花凜子を演じ、原作のアニバーサリーイヤーをさらに盛り上げていく。
気になる新キャラクター・風花凜子とは?
今回りょうが演じる風花凜子は、これまで「島耕作」シリーズに登場したことのない新たなキャラクター。彼女は島耕作が会長を務める大手電機メーカー「テコット」の女性部長であり、社内の重要なプロジェクトを任されるなど、異例の若さで執行役員候補にまで上り詰めるバリバリのキャリアウーマンだ。
一方、プライベートでは恋人との交際も順調そのもの。彼が経営するジャズ喫茶ではサックス演奏を披露するなど、職場とは異なるフランクな一面を見せていく。企業で問われがちな「ワークライフバランス」を見事に実践し、公私ともに順風満帆な人生を謳歌している。
だが、そんな凜子の活躍を快く思わないライバル社員たちは、裏で彼女を失脚させようと画策。さらに、凜子と恋人の関係にも暗雲が立ち込め始め、凜子はさまざまな問題に巻き込まれていく…。
りょう&弘兼憲史からメッセージ!
主演を務めるりょうは、「社会進出はおろか差別も根深く残る世の中で、それでも何とか折り合いをつけて、うっすらとした希望を頼りに混沌とした現実の中を働き進む女性たちへ、一人の人間として真っ直ぐ奮闘する風花凜子の生き様を力強く演じていきたいです」と意気込みを。
また、原作者の弘兼憲史は、「久しぶりの映像化をうれしく思います。僕の漫画をどんな風に料理してくださるのか、ドラマを拝見するのが今から楽しみです」と、ドラマならではの「風花凜子」像への期待をのぞかせた。
ドラマでは、「セクハラ・パワハラ」「働き方改革」「社内不倫」など、同時代的な問題に直面しながらも、仕事と恋に奮闘する凜子の姿を軽やかに描いていくとのこと。追加キャストなど、続報にも期待しよう。
2018年7月
日本テレビ系にて2週連続放送