8月21日(土)から全国公開される映画「劇場版・怪談レストラン」の製作会見が18日、都内で行われ、主人公を演じる工藤綾乃ら出演者たちが登場した。
本作は、シリーズ累計800万部を突破した同名児童文学が原作となっている、テレビ朝日系で放送中の同名アニメを実写化したもの。アニメでは、毎回「怪談レストラン」のオーナー・お化けギャルソンが、世界各国の民話をベースにした怪談フルコースを提供する。劇場版は、そんな怪談レストランを舞台に、死神メールによって起きた謎の失そう事件をめぐり、おなじみのキャラクターたちが大活躍するストーリーとなっている。
ある日、黒川リュウ(冨田佳輔)という少年が姿を消した。以来、同じような事件が起こり、いつしかその事件は死神メールの仕業だとうわさされるようになる。そんな中、怪奇現象の解明が趣味の自称・怪奇探偵、天野ハル(工藤)は、消えた妹を捜し出すため、死神メールの謎を追って「怪談レストラン」を訪れる。
映画初出演となる本作で、オリジナルキャラクター・天野ハルを演じる工藤は、「初めは大きなプレッシャーがあったんですが、監督さんやスタッフさん、共演者の皆さんがいろんなことを教えてくださって、今はすごく演じやすくなりました」と語り、一緒に登壇した落合正幸監督も、「ものすごい度胸がある。初めてのお芝居で最初のうちは不安な部分も確かにありました。でもだんだんと撮影を楽しんでいるという雰囲気も伝わってくるし、芝居がものすごく難しいものだっていうのを知る成長力はすごいと思いましたね。ちょっとした逸材だと感じました」と工藤のこれからの成長に大きな期待を示した。
今回の映画で工藤と同じく映画初出演となるお笑いコンビの響・長友光弘は、役柄である“エンマ大王”そのままの姿で登場し、「出演といっても、せりふは5行だけなので、きょう(撮影が)始まって、きょう終わりました。(出演者の誰とも)絡まないで、ずっと1人で撮影してました」と悲しい出演秘話を明かして笑いを誘っていた。
8月21日(土)より全国ロードショー
「怪談レストラン」
毎週火曜 夜7:30-7:54 テレビ朝日系で放送中