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信長が髑髏を薄濃(はくだみ)にしたのは盟友への敬意と弔いからだが、それが分からない妻・帰蝶は信長に背を背け、お市は決して恨まず、「レクイエム」で御霊を送った
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信長が髑髏を薄濃(はくだみ)にしたのは盟友への敬意と弔いからだが、それが分からない妻・帰蝶は信長に背を背け、お市は決して恨まず、「レクイエム」で御霊を送った 撮影:橋本千尋

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  • 時代物初挑戦というなか、凛としたお市を演じ切った田中れいな。芝居はもちろん、美しい舞いや歌唱でも観客を魅了した
  • 【写真を見る】情感豊かな表現で「レクイエム」を歌い上げる田中。安らぎで包むような歌声を会場に響かせた
  • 着物を上手に翻しながら、艶やかな舞いを披露する場面も
  • 着物での舞いはモーニング娘。時代にもなかったパフォーマンスで、新鮮な姿を見た
  • オープニングパフォーマンスでは、女性陣は扇子を使った優雅な舞いを見せてくれた
  • 田中も扇子を持ち替えながら優美に舞う
  • 御霊を鎮める「レクイエム」を歌う。彼女だけがヘッドマイクを付けていたのは歌唱のためだが、マイクオフでの歌い出しもあり、良く通る声はそれでも十分なほどだった
  • 歌の表現力はさすが。モーニング娘。時代から歌唱力は高かったが、グループ卒業後、LoVendoЯでのバンド活動、舞台での歌唱を経験し、一段と表現力を上げている
  • お市の娘・茶々を可愛らしく演じたのは野口真緒。茶々と話す時の田中の声は優しく温かく、短いシーンではあるものの、彼女の芝居の中で印象深い1つに
  • 長政との初対面。内心全く納得できていない輿入れにツンツンのお市。こういうシーンはとくにかく田中の気の強さがそのまま出ていて面白い
  • 「SIDE織田」では描かれる場面が少なかった長政とお市の夫婦の姿。先の刺々しさは消え、夫を案じる妻の顔に。優しさのある芝居を見せる。2人の短い時は、戦国の刹那を表すようだった
  • 信長との戦いを決めた長政。お市は「もしも儂が死んだら…」という言葉を「もしもはいりませぬ」と遮る。長政の正室としての覚悟を決めた言葉で、田中の声が凛と空気を震わせた
  • 長政の側室・八重はダブルキャストで。「SIDE織田」では妄想キャリブレーションの水城夢子が、「SIDE浅井」ではでんぱ組.incの成瀬瑛美がカラーの違う八重を表現した。こちらは水城の八重
  • 「SIDE浅井」で八重は“えいたそ”こと成瀬が。口調もトーンも変わることなくまんまチャキチャキの成瀬だったが、八重にはそれが合っていた。黒髪えいたそもけっこう新鮮だったり
  • 八重の侍女でくノ一の糸。演じたのは柴崎咲子。自分の歴史を作りたいと願った八重の命で信長の窮地に飛び込み、その命を救った
  • 「SIDE織田」が信長が天下に上る道を描いたとすれば、「SIDE浅井」は長政、お市、八重の3人のドラマが非常に印象的だった。そんな人が人を想う気持ちがテーマの1つだったと思う
  • 本当は自分が正室だったのに、事情があり側室になった八重。悔しさと嫉妬から茶々を殺すと言い放ち、お市の怒りを誘う女の戦い。小さい田中が成瀬を脅しているように見えて面白い構図
  • こういう時の田中の表情はとても強く、これがあるから優しさや悲しさといった表情とのギャップが魅力的になる
  • 正室に譲らなければいけない立場の八重は、殿がお市といる時は場を離れ、ぎゅっと悔しさを出していた
  • ぽわぽわな水城の八重は幼い感じに。それはそれでうつけ呼ばわりされる八重らしかった
  • 間者を買って出たものの、あっさり見破られ斬られてしまったうつけの八重。自分が本来の歴史にはいなかった八重だと言われた彼女は、自分で自分の歴史を作ろうとしたのだが…
  • 光秀に斬られた長政に下に、息も絶え絶えの八重が。八重は本来、長政が六角方から正室として娶った娘。六角と敵対した際、戦国の習わしでは六角に送り返さなければならなかった女性だ
  • 歴史を変えようとした長政は前正室を送り返さず、八重と名前を変えさせ側室にした。これが“本来の歴史とは違う八重”の意味。八重は、自分は偽物と言われたに等しかっただろう
  • 八重は不遇な境遇だったものの、最期は大好きな殿に寄り添い、共に息を引き取った。名シーンだが、劇中一の悲しいシーンでもある
  • こちらは成瀬の八重による同じシーン。長政に手を伸ばそうとするお市を声で制止し、お市も見守るしかできなくなってしまう
  • 長政がお市と同じように愛した女性。一度見て、展開が分かっていても二度目以降も泣きそうになってしまう。八重の言葉と行動はそれだけ胸打たれるものだった
  • 後ろで佇むしかないお市・田中の芝居も印象的。目を背け、手を握りしめるのはどのような気持ちからだったのか。長政の間際なのに隣にいられない…。そんな姿が切なかった
  • 信長が髑髏を薄濃(はくだみ)にしたのは盟友への敬意と弔いからだが、それが分からない妻・帰蝶は信長に背を背け、お市は決して恨まず、「レクイエム」で御霊を送った
  • 信長の正室・帰蝶を演じたのは高宗歩未。結局信長と分かり合えることはなく、最後の酒宴では光秀と密会を。続編でお市との関係はどうなるのか?
  • 座るとちょこんとして、コンパクトサイズが可愛かった田中の姿
  • 長政を支える妻としての姿。新しい田中れいなの魅力を見せてくれた舞台に
  • 語り部となった彦摩呂演じる今井宗久と、その侍女・お橋を演じた笹木香利。彦摩呂は千秋楽で本舞台のことを「エンタープライズの宝石箱や~!!」と得意のフレーズで表現した
  • お橋と同じく今井宗久の下で働くお焦。演じたのは荒澤守。黒子として頑張った
  • 閉幕で再び「レクイエム」を。結末は悲しいものだったが、全てが終わり、心を前向きにしれくれるような明るい鎮魂歌を。彼女の歌は上手いという以上に気持ちを元気にしてくれる
  • にこっと華やかに舞うお市の舞いのシーン
  • 今回の物語で、お市は明智光秀がこの先信長に謀反を起こすことを長政から聞かされており、長政が光秀に斬られたことも知ったはず。続編でどんな行動起こすのかが気になる
  • モーニング娘。を卒業してから5年。彼女がこんなに舞台を好きなるとは思っていなかったファンは多いだろう。歌もだが、彼女の声は音が良く聞き取りやすいのも舞台で光る才能かも
  • 田中が出ると場がパッと華やかになる。歌の表現に繋げたいというように、ライブはもちろん、今後、舞台の彼女には歌が付き物になってほしいところだ
■DVD「舞台『信長の野望・大志 -春の陣- 天下布武 ~金泥の首編~」』
後日発売
■続編「信長の野望・大志 -冬の陣- 王道執行 ~騎虎の白塩編~」
11月8日(木)~12日(月)東京・シアター1010
【HP】https://nobunaga-stage.com/
【Twitter】@nobunagastage

■田中れいな公式Instagram
【Instagram】tanakareina.lovendor
■田中れいな公式ブログ
【blog】https://ameblo.jp/tanakareina-blog/

■成瀬瑛美公式Twitter
【Twitter】@eitaso
■成瀬瑛美公式ブログ
【blog】https://ameblo.jp/eitaso0216

■水城夢子公式Twitter
【Twitter】@mizuiki422
■水城夢子公式ブログ
【blog】https://ameblo.jp/mizuki1996422/



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