NHKで9月27日(月)から放送予定の平成22年度後期連続テレビ小説「てっぱん」クランクインの取材会が26日、広島・尾道で行われ、瀧本美織、安田成美、富司純子がそろって出席した。
同作は、広島・尾道で育った村上あかり(瀧本)が、大阪の会社に就職するが失業。その後、18年間互いにその存在を知らなかった偏屈な祖母・田中初音(富司)と2人でお好み焼き店を開業するという、大阪と広島を舞台にした「鉄板繁盛記」。
ヒロインの村上あかりを演じる瀧本は、「尾道ロケがスタートして、最初は雨の予報でしたが、『てっぱん』スタッフには晴れ女、晴れ男がいっぱいいるので、天気予報を変えるほどの力を持っています。お天気には本当に恵まれて、快晴に背中を押されて尾道で楽しくロケをしています」と絶好調のすべり出しに満足気な様子。また、共演者の二人について「安田さん、富司さんとも共演させていただき、とてもきれいなお二人に囲まれてわたしは本当に幸せです。楽しみたいと思います。みなさん期待してください」とコメントした。
あかりの母親・村上真知子役の安田は「(尾道は)坂が多く、緑も多く、海が見えて、ホテルの前は窓を開けるとすぐに海が見えたので、なごむところだなと思いました。こんなところで子供を育てて生活しているのが真知子なんだなと、尾道がだんだん肌にしみてきています。まだロケは続くので楽しんでいきたいと思います」と意気込みを語った。
あかりの祖母・田中初音を演じる富司は「68歳の田中初音というおばあちゃんをさせていただくので、すごく楽しみです。わたしは小学校から高校まで大阪で育っているので、その青春時代を過ごした大阪が舞台であるということもすごく楽しみです」と期待の旨をコメント。また、瀧本演じるあかりと出会うシーンの撮影について「堤防から美織ちゃんが3回、海に飛び込んで浮き上がってセリフを言うハードなシーンを撮影したのですが、本当に根をあげなくて、最後は海の中で待っている時間が長かったので、失神するのではないかとすごく心配しましたが、見事にやり遂げて、すごくガッツを感じました。この子なら10カ月走り抜けて本当に立派な主役ができると思いました」と瀧本への好感を語り、瀧本を大喜びさせた。
9月27日(月)スタート予定(全150回)
毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか NHK総合ほかで放送予定