磯村勇斗、佐々木希ら「お姉さま方に囲まれている感じの現場で楽しい♡」
――そもそも磯村が俳優を志したのは、中学生の時に友達と自主映画を作ったのがきっかけだったとか。高校生で地元・静岡県沼津市の劇団に入り、その後、若手の登竜門とされる「仮面ライダー」シリーズの「仮面ライダーゴースト」にレギュラー出演した。
磯村「『仮面ライダー』は、お芝居はもちろんのこと、アクションや台本の読み方、アフレコ、イベントと、俳優として必要な要素を1年間でたくさん学べるんです。もちろん、体力的にも精神的にも過酷な現場ではあるんですけど、『仮面ライダー』を経て違う現場に行くと、それをやる前と後では身の軽さが全然違うし、現場の立ち振る舞いもわかるので、とてもいい経験だったと思います。だから、若手の登竜門と言われるのは、そういう意味もあるのかなと。僕自身も経験値を伸ばしていただいた現場だったと思っています」
――今後も映画「ういらぶ。」(11月公開)、「春待つ僕ら」(冬公開)、そして福田雄一監督と初タッグを組むドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系10月期)など出演作が目白押し。しかし、磯村にはある悩みがあるとか。
磯村「ことしで26歳になるので、そろそろ高校生役はキツイかなと。自分よりも若いキャストの方を見ると、お肌の張りも違うし、目の輝きが全然違うんですよね(笑)。まあ、『今日から俺は!!』みたいなヤンキー高校生とか、特殊な感じの高校生ならできるとは思うんですけど。だから、僕はもう制服を着たキラキラした映画(&ドラマ)の主演は絶対にできないと思います(笑)」
――本人はそう言うが、若手イケメンの一人として数えられている磯村。26歳とはいえ、童顔なだけに、まだまだ高校生役もいけるはず。
磯村「イケメンと言っていただけるのはとてもありがたいことなんですけど、自分的には“ブス”が入っている顔だなと思います。周りからも結構そう言われるので、イケメンではないなと(笑)。僕よりもカッコいい人は山ほどいるので、僕はそことは違う道で勝負していきたいです」
――では、俳優としての今後の目標は?
磯村「26歳といえば、もう十分に大人ですし、30歳まであとわずかという年齢。だから、そろそろ切り替えが必要かなと思っていて、今までにやったことのない凶悪犯とか、『ダークナイト』(‘08年)のジョーカーみたいな役に挑戦してみたいです。30歳に向けての波に乗れるよう、そういったアプローチを今から仕掛けていかないといけないなと。そして磯村勇斗って、こんなにいろんな顔があるんだと思っていただけるような俳優になっていきたいと思います」
●毎週[金]放送中
デイジー・ラック
夜10:00-10:45 NHK総合
●公開中
映画「恋は雨上がりのように」
邦画 東宝
陸上の夢を絶たれた女子高生のあきら(小松)は、そんなときに優しい声を掛けてくれたファミレスの店長・近藤(大泉洋)を好きになり、大学生の加瀬(磯村)らと一緒に店で働き始める。
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