アンジュルム、フランスでの初の海外公演は大成功! 次はアジアへ!
ライブ当日。朝早くから列を作っていた多くのファンたちにより、会場は開演前からヒートアップ。現地のファンは口々にメンバーへの思いを語り「フランスに来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを口にしていた。
最新シングル『泣けないぜ・・・共感詐欺』でスタートしたライブ本編。大歓声、完璧なコールでメンバーを歓迎するオーディエンスの声援に応えるかのように、「マナーモード」や「臥薪嘗胆』など続けて歌うもアンジュルムの勢いは衰えない。初の海外公演でメンバーのテンションも高くなっているからか、その勢いは加速していく一方だ。
途中のMCでは、メンバーがフランス語を交えて自己紹介をする一幕も。これには地元のファンも感激し、1人の紹介が終わる度に客席からそのメンバーへのコールが巻き起こる。
さらには6月4日に誕生日を迎える中西香菜にケーキが運ばれ、会場みんなで「ハッピーバースデー」を合唱するサプライズ演出も。これにはさすがの中西も「予想してなかった」と涙ぐんでしまう。
その後もラストスパートに向けて「次々続々」「ドンデンガエシ」「大器晩成」といったキラーチューンを連発。アンコールではグループやメンバー名をコールする日本式ではなく、彼女たちのライブ定番曲「友よ」の一節♪Yes,Yes, We are friends!Yes,Yes, We are friends forever を連呼。海外らしいアンコールとなった。
残念ながら佐々木莉佳子と上國料萌衣が体調不良を訴えアンコールに参加する事ができなかったが、歌唱終了後、客席に感謝の気持ちを伝えて約1時間半行われたアンジュルムの海外初ライブは大歓声の中、幕を閉じた。佐々木・上國料は、ともに最後までやり切れなかったこと、来てくれた人に感謝の気持ちを直接伝えられなかったことに悔しさをにじませていが、「必ずパリにライブで戻ってくる」と、リベンジを口にしていた。