「気合を入れて動きました」3話の見どころを語る
──第3話(6月17日[日]放送)では令子と直美が旅館に仲居として潜入。お着物でもアクションもありますよね
足袋、げたを履いているので、滑ったりして結構危険なんですよ。だけど私は「進め!電波少年」(1992~1998年、日本テレビ系)や雷波少年(1998年~2002年)に出演していた時にげたを履いていて。
だからげたを履いてても相当走れるんですよ(笑)。安定感があって全然大丈夫なんです。
着物の裁きってよりは履物にも慣れていたし、問題なかったですね。
──第3話には旅館のほかに健康ランドでの大きなアクションもあり、“ソルト&シュガー”も危機一髪で物語が大きく動きますよね
第3話は他の話と同じ分量なの?と思うくらいシーン数が多かったので、撮影時間も長かったですし、アクションも全話を通して1番派手。けがをしてもいけないですし、令子も直美も追いつめられている話なので、気合を入れて動きました。
健康ランドは実際に営業していらっしゃる場所をお借りして撮影するので、夕方に支度を始めて夜9時頃から翌朝の10時とかまで撮影をして。年寄りには結構こたえました(笑)。
でも自分で寝っ転がりながら映像を見ていたら思わず起き上がってしまうくらいの出来上がりだったので、楽しんでいただけると思います。
3話はかなり走ってるんです。高校生の時、実は陸上部で短距離やっていたんですよ。最近は全然やってないんですけど、走ること自体は走り始めると嫌じゃないんですよね。さらに衣装さんがくださったサポート機能のあるスパッツを生まれて初めて履いたら走れる走れる(笑)! これいいなと思って、最終的にもらって帰りました。
若い役者さんがアクションをできるのは当たり前なんでしょうけど、私や大竹さんのような年代が、劇中でも「おばさんだから(諜報員でも)まさかと思われて目立たないんだよ」というようなせりふがあるように、そうは見えないけど実は強いというのは楽しいなと思っています。
──最後に作品の見どころを教えてください
難解な言葉も多いんですが、スパイ同士だから早口でないといけないし、互いに感情を隠して活動している。でも心情を吐露してしまうシーンもあるので、その緩急をいかにつけるかということが結構見せ場になってるかなと。直美の場合は孫や娘、家庭のこと。令子の場合は、理事長を務める学校や好きな人のこと。飯田(譲治)監督には、私にも「誰か好きな人を作って」って言ったんですけどなかったから、それは次回に期待かな(笑)。
また、展開がスピーディーなので若い方にとっても面白いと思うし、逆に中高年の方にはおばさんでも結構やるんだな、と見て元気になっていただければなと思います。
毎週日曜夜10:00-10:50
NHK BSプレミアムで放送
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