女優・水野美紀がセクシー衣装で踊り狂う!? ガールズロックバンド“シスターロメロ”結成!!
水野美紀、村上知子(森三中)、ソニンらが出演する舞台「アウェーインザライフ」が6月4日に初日を迎え、都内で囲み取材と公開舞台げいこが行われた。
本舞台は、水野と脚本家・楠野一郎による演劇ユニット“プロペラ犬”が劇場を飛び出し、孤高のロックバンド“筋肉少女帯”との異色コラボを実現させた。ライブハウス“赤坂BLITZ”を舞台に、エンゲキとロックの新たな融合“エンゲキロック”の熱いステージが繰り広げられる。なお、劇中で使用される楽曲はほとんどが筋肉少女帯の作品をアレンジしたものとなっている。テーマは“アウェー”。テクニックもなく才能もほどほど…(ある意味)伝説のロックバンド“シスターロメロ”は“アウェー感”を感じながらも活動を続け、人気グループに上りつめる。しかし、三十路を過ぎたガールズバンドは方向性が定まらず、メンバー同士の仲たがいから解散と再結成を繰り返す、というストーリー。
劇中で歌や踊りに挑戦したという“シスターロメロ”のメインボーカル・レナ役の水野は、「かなり動き回るので、何箇所か失神しそうになるポイントがあります」と舞台のハードさを語った。また、「私は歌手ではないので。勢いと顔とパフォーマンス! 主に“顔で歌う”ところをがんばってます」と話すと、レナの妹・ヤヤ役のソニンが「筋肉少女帯さんの歌は上手く歌うということよりも“魂”だから」とフォローし、仲のよさをうかがわせる場面も。
一方、レナの幼なじみでベース担当・アンリを演じる村上は、「女優陣がいろいろ面白いことをやっちゃって、私の立場が危ういくらい(笑)。私もがんばらないと」と芸人としての危機感を吐露。また、“女忍者風”のセクシー衣装については「着させられてる感満載というか…」と苦笑いするも、「でもステージ衣装ですから! (ステージに)立ったら見栄えもいいですし、かっこよく演じるにはもってこいの衣装です」と自信のほどを見せた。
最後に、水野が「歌あり、踊りあり、お芝居ありのハイテンションでとても面白い舞台なので、たくさんの方に見ていただきたいです」と話すと、ソニンは「みどころがありすぎて1回(の観劇)ではダメですね! 面白いところがいっぱいちりばめられていて見逃しちゃう。観客にあまり優しくない舞台です」と笑顔でアピールした。
東京公演 2010年6月4日(金)〜18日(金) 赤坂BLITZ
指定:8500円 2階立ち見:3000円
大阪公演 2010年6月23日(水)〜25日(金) サンケイホールブリーゼ
S席:8500円 A席:7500円 ブリーゼシート:5000円
筋肉少女帯
アルバム「蔦からまるQの惑星」 発売中
価格:3000円
※劇中使用曲「アウェー イン ザ ライフ」収録