育児休暇を終えて3月に復帰したばかりのつるの剛士が、自身初のオリジナルシングル「夏のわすれものfeat.東京スカパラダイスオーケストラ/Love Letter」を9日にリリース。その心境を聞くと、「いよいよデビューだなぁと。一生自分の歌として歌うということはやはり新鮮な気持ちですし、光栄だなぁと思います」と語ってくれた。
これまでカバーアルバムなどで、邦楽界に存在感を残してきたつるのが、ついにオリジナルの楽曲を発表する。しかも、シングルに収録される2曲ともが、つるのが愛してやまないアーティストとのコラボ作品。「夏のわすれもの」は東京スカパラダイスオーケストラによる夏らしいスカの楽曲、「Love Letter」は元プリンセスプリンセスの岸谷香(旧姓・奥居)によるバラードだ。
―――それぞれの楽曲を聞いての感想は?
「スカパラさんの方は夏らしい、湘南系のさわやかな曲に仕上がっていますね。『Love Letter』は、以前、プリンセスプリンセスさんの『M』をカバーさせていただいていたのでそのアナザーソングみたいなものにしたいと岸谷さんに相談させていただいてできた曲なんです。気持ちのこもったすてきな曲なので、僕もレコーディングには120%の気持ちで臨みました」
―――いよいよオリジナル曲を発表しますが、音楽活動はこれから本格化しますか?
「していくと思いますね、間違いなく。バラエティー番組への出演や俳優業、絵などさまざまな表現ツールを大事にはしていますが、今は比重が音楽に傾いています。ことしは音楽でいろいろなことをやりたい。あと半年、今までため込んでいたものを全部出していくと思います。って、もう半年しかないんですね。時間がたつのは早いなぁ…(笑)」
―――ことしは1月から2月にかけて育児休暇を取られていますが、休暇明けにソロシングルを出すというのもいいタイミングでしょうか?
「そうですね。育児休暇の間は、育児ももちろんやりましたが、家庭にゆっくり入って家事をしたり奥さんとランチをしたり、趣味に時間を費やしたりもして、とても充実した時間を過ごせたんです。頭の整理もできましたし、とにかくリフレッシュしたなぁという感じ。育児休暇でもありリフレッシュ休暇でもあったなぁと思っているんですよ。そんな時間に蓄えられたものもあるので、それをソロシングルという形で発揮できるのはやはりうれしいですね」
―――今後は8月にリビエラ逗子マリーナで野外ライブイベント「つるロックフェス2010」を開催されますね。
「以前にやっていたラジオ番組で始めたイベントなんですが、今回復活して、しかも初の野外ライブになってうれしいんですよ。僕はバラエティー番組などでも割と場の空気を大事にする方なので、ライブイベントはやっぱり特別です。今回の会場はプールもあるので水着で参加してもいいですよね。開放的にいきましょう!」
―――同イベントに参加するのはつるのさんのほかに前述の東京スカパラダイスオーケストラ、ELECTRIC EEL SHOCK、KOHEI JAPAN、曽我部恵一BAND、ザ・クロマニヨンズ、THE BOOMなど非常に豪華な面々が!
「すごいでしょう? 僕が参加したいくらいですよ、本当に(笑)。お客さまにも幸福感やエネルギーを持って帰っていただけるものにしたいですね」
―――最後に今後の音楽活動の抱負などを教えてください。
「僕は自分が歌うようになるとは全く思っていなくて、カバーアルバムなどで音楽活動を始めた時には、世の中にどう受け止められるのだろうかと戸惑っていたくらいなんです。それが、たくさんの方に聴いていただけるようになって、数分の曲の中にいろいろな感情を感じ取っていただけることが何よりもすごいことだなと思うようになった。こうして自分の歌を歌わせていただくからには、何かしら人の心に刺さるような歌を歌わなくてはいけないと、あらためて感じています」
発売中 【CD+DVD盤】1400円(税込)/【通常盤】1050円(税込)ポニーキャニオン
「つるロックフェス2010」
8月11日(水) 神奈川逗子・リビエラ逗子マリーナにて開催
詳しくは公式サイト
http://www.tsururockfes.com
つるの剛士 公式サイト(ポニーキャニオン)
http://www.tsurunoweb.com/